BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

【WH】「引き算の建築様式」

2008年12月28日 | テレビ


 今年最後の「THE世界遺産」(TBS)は、インドの「エローラ石窟群」でした。

 一枚岩を地面にくりぬいて、そこに壮大なレリーフを施した建造物を作ってしまうという、「引き算の建築様式」。
 エチオピアにも同様の建築様式がありますし、中国やアフガニスタン、日本においても、同様の建造物あるいは石窟が存在します。

 しかし現代の建築は、無いものからあるものへと創造しようとするものばかり。

 超高層ビルの乱立も然り、ドバイの建築ラッシュの蔭りなんかが、最近の「報ステ」で報告されていましたけれども、世界初とか世界最大とか、無尽蔵な欲望のままに作り上げてしまう世界というのは、有限な地球上においていつか頭打ちになることを無視しているのか。
 はたまた本来持ち合わせていたその危機感が、科学技術の飛躍という陶酔のうちに麻痺させられてしまうものか。

 その一方で、あるものから作り出すというのは、初めからその有限性を有効に使えるよう、計画的に計算して作り出さねばならない。
 計算によって作り出されたものは美しく、世界もまた美しくなるのは先の例の真逆の論理か。

 「引き算の建築様式」から見出されるその価値と美学を、引き算の資源利用や経済政策といったものに転用されれば、この世界遺産の価値はまたさらに高まる、だろうか。


牛に引かれて

2008年12月28日 | 雑感散文


一つ前の日記で
年賀状は未だだと書いておりましたが、
夜になってようやく仕上がりましたよ、
こう、
パソコンでぱぱっと、ねぇ。

でも投函は明日。
というわけで、かみきさん、
元日以降の到着を待ってくださいな。


 

年賀状のね、
切手の所とフッターの所、
牛に引かれて善光寺
ってぇやつでございますか。
そんな画が描かれていますね。

牛に引かれて─ってのは
バンクで鳥取のあるお寺に
行ったときに聞いたお話
でございますよ、
懐かしいですね、
色々と活動しておれば、
自然と薀蓄が身につくっていう
按配でございますな。

善光寺だけではなく、
福岡の大宰府天満宮だって、
牛が関わっているのでしたね。
牛が居座った所に建立、という伝承。

牛は何かと神秘めいていて、
神がかったものがあったのでしょうか。

そういえば昔の日本人って、
牛は食べなかったのでしょうか。
あんまし聞かないような気がします。
だってね、水牛とかは
耕すための労働力として
飼っていたんだから、
食うわけにはいかんでしょうに。
食うようになったのは
散切り頭の明治以降か。

とすれば牛は
大事に飼われてきたわけだ、
食べ物としてみなかったわけだ。
それはインドの牛信仰に
遠からぬものかは。

それがいまや欧米と
引けをとらないほどに
牛を食する民族になってしまった。
いやだから、
丑年は牛を食うなと
言いたい訳じゃないのですよ、
そうではなくて、
牛に対する感謝とか畏敬、
そういうものを忘れてきて
しまったんだなぁ、と
話は戻りますが
善光寺や大宰府天満宮の
伝承を思い出すにつけ
思案を巡らすのであります。

今一度振り返れば
十二支の動物たちはみな
神様として崇められてきた。
神様だから、龍も入っているのね。
今年の干支のネズミだって、
本来は穀物を食い荒らす厄介者として
昔から駆逐が試みられてきた。
けれどもその一方で、
豊作の象徴として敬われてもきた。

それは一見すると
矛盾していることなんだけれども、
それら両面の考え方を
持ち合わせることによって、
緩和する効果を持っているんじゃ
ないだろうかと思うのですよ。
命の搾取という行為の、自然緩和。

一方では追い払ったり労働力で
こき使っているのに、
他方ではありがたやと崇める。
そうやって自然と上手いこと
付き合ってきたのが
動物を神として、また神聖なものとして
崇める所に現れてきて
いるんじゃなかろうか、と
勝手に解釈するのです。

こき使っている牛が、
そこで止まったあるいはそこに連れて来た、
信仰心が無かったら早く行けと
鞭を振るって先へ急がせただろうに、
これは神のお導きとばかり、
そこに寺や神社が出来てしまった、
というのは微笑ましいではございませんか。

来年の丑年から、
今一度動物への「信仰心」というものを
見つめなおすというか、
郷土のそういった伝統を探して
見るってのも面白いやも
知れませんな。

面白い話がありましたら教えてな。


もどっとっとやったら─

2008年12月28日 | 凡日記


さてさて、
旧年中お世話になった
会社の方々へ送る
年賀状なのですけれども、
未だ作っておりませぬ。

25日までに出してくださいとは
JPさんのお願いでしたか、
どうもその意に沿うことが
出来ませんでした。

明日出したとて、
元旦に年賀状が届くのは
望めそうにありませんな。

というわけで、
会社関係以外の送り先の
かみっきぃ~さん
パソコンが壊れたそうで
このブログ読めない状況かも
しれませんけれども、
静岡に元旦には届きませんわ
ということをあらかじめ
お伝えしておきますのよ。

ついでに、
「あけましておめでとうございます」と
先にお伝えしておきますよ。


 


『林業実務必携』第4版が、
長崎には存在しないのでしょうか。
県内全ての図書館にも無いみたいだし、
市内の本屋さんに行っても
とうとうお目にかからなかったのですよね。

かろうじて、第3版が
諫早の図書館にはあったのですが、
如何せん20年ほど前の内容、
森林政策や環境面の記述は皆無。

大体ねぇ、
森林関係の本が、
図書館並びに本屋とも
取り揃えが少なすぎるよ。

というのも、
大学の図書館が、
取り揃えに恵まれていた、と
いうことなのでございますよ。
離れて初めて分かるその有難さ。

さて、どうする。
…図書館に頼むかネットで注文しろって。


 


暫く書いていなかったら
なんだか沢山書きたくなるものね。
というよりも、
沢山しゃべりたいという
衝動に駆られているんでしょうか。

諫早の仲間は
全国に散り散りだしねぇ。
そいとも年末年始は
戻ってきとっとやろかね、
もどっとっとやったら
連絡ばくれんねね。
諫早弁ばい。
諫早弁は変換がお菓子か兼用中ね。