「さて、大山崎~山口晃展」
という催しに行ってきました。
詳しいことは、
上の「すヾしろ日記」パクリ版を
ご覧になすってね。
さて、以下そのときのことを
綴った駄文です。
尚、山口晃さんの
作品については
ブログ1を見てね。
12月14日、京都・大山崎にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」で催されている「さて、大山崎~山口晃展」を観に行きました。
なぜこの日かといえば、山口さんのソロトークがあるからなのです。ファンとしてこれは見逃せまい。
ソロトークの前に、作品を鑑賞しました。やや展示品が少なかったように思えるのですが、しかし展示品の殆どは最新作。それも、大山崎にちなんだものばかりで、変な言い方ですが不思議な感覚になりました。おぉ、この山荘から見える天王山、大山崎Jct(名神高速)が、ここに描かれている!ローカルな感動が、ここに表れたのです。
なんといっても、ロケーションが好かったですね。歴史あるこの土地で、歴史深いっぽい作品たち。趣があります。作品群と、美術館自体が一体となっている。
本当は山口さんも、一体にしたかったそうですね。ソロトークで山口さん、山荘を「武装化」して、子供で言う秘密基地化したかったとのこと。なんと夢の有るお話!
しかもそれを、リアルな大山崎町の予算や軍備で持ってして、最終的に枚方市辺りと戦おうという設定。時間的制限と町側のNGで没になりましたとさ。
山口さんの作品、世界観というのは、遊びなのですよね。
それはふざけているわけではなくて、生きていくうえでは遊びというものが、大事なのですよというのを諭してくれているように思います。
ほら、「ゆとり」というのは、「あそび」というじゃないですか。木造建築でもそうですし、車のブレーキでもあるではございませんか。
生きるうえで必要な、「文化」とは即ち「あそび」である。持論ではございますが。
作品鑑賞、ソロトークとも大変満足でした。