BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
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「その他」がメインのブログ。

さて、大山崎~遊び心のアート満載

2008年12月14日 | 自適休暇


「さて、大山崎~山口晃展」
という催しに行ってきました。

詳しいことは、
上の「すヾしろ日記」パクリ版を
ご覧になすってね。

さて、以下そのときのことを
綴った駄文です。

尚、山口晃さんの
作品については
ブログ1を見てね



 12月14日、京都・大山崎にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」で催されている「さて、大山崎~山口晃展」を観に行きました。
 なぜこの日かといえば、山口さんのソロトークがあるからなのです。ファンとしてこれは見逃せまい。

 ソロトークの前に、作品を鑑賞しました。やや展示品が少なかったように思えるのですが、しかし展示品の殆どは最新作。それも、大山崎にちなんだものばかりで、変な言い方ですが不思議な感覚になりました。おぉ、この山荘から見える天王山、大山崎Jct(名神高速)が、ここに描かれている!ローカルな感動が、ここに表れたのです。

 なんといっても、ロケーションが好かったですね。歴史あるこの土地で、歴史深いっぽい作品たち。趣があります。作品群と、美術館自体が一体となっている。

 本当は山口さんも、一体にしたかったそうですね。ソロトークで山口さん、山荘を「武装化」して、子供で言う秘密基地化したかったとのこと。なんと夢の有るお話!
 しかもそれを、リアルな大山崎町の予算や軍備で持ってして、最終的に枚方市辺りと戦おうという設定。時間的制限と町側のNGで没になりましたとさ。

 山口さんの作品、世界観というのは、遊びなのですよね。
 それはふざけているわけではなくて、生きていくうえでは遊びというものが、大事なのですよというのを諭してくれているように思います。
 ほら、「ゆとり」というのは、「あそび」というじゃないですか。木造建築でもそうですし、車のブレーキでもあるではございませんか。
 生きるうえで必要な、「文化」とは即ち「あそび」である。持論ではございますが。


 作品鑑賞、ソロトークとも大変満足でした。