一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

市議会議員の活動と政務活動費について

2014-07-12 08:37:30 | 日記

あまりにも連日報道されますので、一関市議会議員の政務活動費

について一言書いてみます。

今回の某県議の政務活動費の事件(刑事告訴されたようなので)は、

論外であり考えられないものです。

一関市議会は、以前海外視察において大きな失態を演じ、その反省から政務活動費の

運用には厳しい制約があります。年度末には、各会派の会計と代表による検証会

が行われ、不適切と判断されればその経費は執行されませんし、活動費の中身についても

公開されています。また、年1回行っている「市民と議員の懇談会」のなかでも、

厳しいご意見をいただき、それを参考に検証作業を行っています。

一関市議会は、会派制で議会運営を行っていますので、政務活動費は一括して

会派の通帳に振り込まれます。この時点で、活動費は会派の会計が管理しますので、

一関市の場合は、無会派の議員以外は、個人的に活動費を使う事ができません。

 

私は、必ず「議会報告を行う議員」を公約として掲げ、5年前に初当選

しましたので、当初から議会報告会の開催、そして、議員活動報告を定期的に発行して

きました。当初議員になった際、当然のように議員活動費を報告書の郵送代や

印刷費、その他の経費に使えるものと思っていましたが、残念ながら

先ほども記述したとおり、会派に支給されるため基本的に個人で運用は

かないません。また、一関市の政務活動費は、月1万5千円(年18万円)で、

会派の視察や会派活動報告、書籍等の購入でそのほとんどが使われます。

したがって、その他の議員活動費は、議員個々が個人で負担します。

明日、住田町で「里山資本主義」で有名な藻谷浩介氏の後援会が開催されますが、

これも私費(たいした事はありませんが)での参加となると思います。

議員としての見識や情報を得るため、様々な講演会や施設視察、町並みの

視察を行いますが、会派で行うもの、購入するもの以外はすべて私費となります。

市の政務活動費については、様々なご意見があり、「少ないし、個人支給についても

検討すべきである」という意見もあります。基本的に、仕事をしながら議員活動が

認められているわけですから、ある意味仕方の無い事かもしれませんが、

専業で議員活動を行いたい場合には厳しいものがあります。

 

市民の代表として議員活動を行うためには、それ相応の活動費が必要となります。

今回の事件で大きく政務活動費が注目されています。

一関市の議員定数と政務活動費の金額とその使い方について、市民の皆さんに

さらに関心を持っていただき、議員活動に注目していただきたいと考えます。

市民の代表である議員は、選挙にお金をかけるのでなく、普段の議員活動にこそ

経費をかけるべきであると思っています。

 

 


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