今年も東日本合唱際に行って来ました。いつものように、感動して
帰路に着きました。どの合唱も素晴らしかったのですが、特にも娘と同年代の
若々しい、女声合唱団、そして男声合唱団「お江戸コラリアーズ」の合唱に
引き込まれました。
それにしても、「東日本合唱際」は素晴らしい。教育のまち、そして合唱のまち
「一関」をあらためて認識させてくれる素晴らしいイベントである。
今年も、満席だったようです。数年後には、プラチナチケットとなることをいつも
願っていますし、街中で、合唱祭の前後に、披露してもらえないのかといつも
思っています。
先日、ふっと一関テレビを見ていると、いつものように「東日本合唱際」の映像が
放映されていました。ちょうど、お江戸コラリアーズの演奏でした。
たぶん、「雨」という合唱曲だったと思います。
母が亡くなって、10日が過ぎました。あっという間でした。
この楽曲が耳に残ります。
雨の音が聞こえる
雨が降っていたのだ
あの音のように そっと世のために働いていよう
雨が上がるように 静かに死んでいこう
会場で、敬愛する先輩から、私の今の心情だと聞かされていたので、
耳を澄まし、歌詞を確認しながら聞かせていただきました。
母が去ったことの寂しさがあらためてよみがえります。
静かな雨も、激しい雨も、嵐も、そして前が見えない霧雨も、
曇り空、快晴の日もあったのだとい思います。そんな母の人生を想い、
雨があがるように、静かに逝った母を想い、この合唱曲を繰り返し
聞いています。