マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ハムレット

2006-11-18 18:48:29 | 映画ーTV
1996年 イギリス ケネス・プラナー監督・脚本 シェイクスピア原作 ケネス・ブラナー 、ケイト・ウィンスレット 、リチャード・ブライアーズ 、ジュリー・クリスティ 、デレク・ジャコビ 、ビリー・クリスタル 、ジャック・レモン 、チャールトン・ヘストン 、ロビン・ウィリアムズ 、リチャード・アッテンボロー 、ジェラール・ドパルデュー 、マイケル・マロニー 、ニコラス・ファレル 、ティモシー・スポール 、ルーファス・シーウェル 、ブライアン・ブレッスド

【解説】
これまでにもシャイクスピア作品の映画化を手掛けているケネス・ブラナーが、長年熱望してきた『ハムレット』に挑んだ歴史ドラマ。自ら監督、脚本、主演の3役をこなし、すべてのセリフをカットすることなく4時間を超える長尺で絢爛豪華に描ききる。オフィーリア役は「日蔭のふたり」のケイト・ウィンスレット。デンマーク国王が急死し、国王の弟クローディアスが即位する。しかしある晩、王子ハムレットの前に国王の亡霊が現われ、すべてはクローディアスの陰謀だと告げる。復讐を誓ったハムレットは愛するオフィーリアにさえ心を閉ざしてしまう。

【感想】
ケネス・プラナーが監督、脚本、主演をして、しかも4時間を越える大作。
見る方も大変疲れました。

私がケネス・プラナーを知ったのは「ハリーポッター賢者の石」のロックハート先生だったので、ハムレットはすごくシリアスな演技だったけど、やはりロックハート先生のイメージがちらつきました。
こんな才能のある人だとは、知りませんでした。
失礼しました、という感じで見ました。

他の役者さんも豪華絢爛。
オフェーリアにケイト・ウィンスレット。
ガートルードにジュリー・クリスティ。
他にもジャック・レモン 、チャールトン・ヘストン 、リチャード・アッテンボロー 、ジェラール・ドパルデュー 、ルーファス・シーウェルなど。
ビリー・クリスタルは墓堀り人夫でしたよ。
ロビン・ウィリアムスは試合の立会人だったけど、ほとんど別撮りじゃないの?と疑ってしまいました。
アップばかりで、背景がボケていましたからね。

セリフをひとつも削らないと言う試みには驚きです。
お城の中も、大広間を中心に、鏡の隠し扉や地下牢など、秘密の匂いがプンプンしてミステリアスでした。

ただ、舞台と違って映画はやはりリアルに感じるので、ハムレットが叔父に抱いた疑惑が、事実なのか妄想なのか、証拠が示されないので、ハムレットの悲劇にのめり込みきれませんでした。
そう言う意味では、やはりこの作品は舞台作品なのだと思いました。

ハムレットのテーマはやはり若者の人生の悩み「生きるべきか、死すべきか」の命題につきると思います。
ケネス・プラナーはすでに大人の分別を持っている感じがしたので、もう少し若いハムレットが見たい気がしました。

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2 コメント

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NAKAちゃんへ (よう)
2006-11-19 12:33:35
ケネスとエマは結婚していたらしいです。
私も「から騒ぎ」見なくちゃ。

ビリークリスタル好きだわ。
「シティ・スリッカーズ」も見たいと思います。
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ケネス・プラナー (NAKAちゃん)
2006-11-19 02:10:05
出演者を聞くだけで見てみたいですね。
ロックハート先生で登場した時ケネスプラナーがこんなにすごい人だと知りませんでした。
「から騒ぎ」でエマ・トンプソンとの掛け合い?がお気に入りです。

話がはずれますが
墓堀人役だったというビリークリスタル。
たまたま今日彼が主演の「シティ・スリッカーズ」を見たのですが面白かった。
なんと9才の息子役はジェイク・ギレンホール。子供だけれどあの目は同じでした。
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