“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「知の論理」(小林康夫、船曳建夫編/東京大学出版会)

2023-10-30 09:39:32 |    科学技術全般



<新刊情報>



書名:知の論理 

編者:小林康夫、船曳建夫

発行:東京大学出版会

 さまざまな学問領域において、どのような論理、すなわち記述の仕方が発明され、どのように用いられ、どのような問題を提起しているかを、具体的な現場を通して論じる。「知の技法」に続く〈知の三部作〉第二作、待望の新装版化。
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2023-10-30 09:39:08 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




居間からサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

11月1日(水)  雪氷生物が氷を溶かす 竹内望(千葉大学 理学部地球科学科 教授)

 南極の海氷面積が観測史上最小になるなど、地球上の氷の融解が大きな問題に。ところがその原因は地球温暖化だけでなく、なんと小さな「生きもの」?千葉大学の竹内望教授は、北極や南極など生物が生きるのが難しいと思われていた極寒の世界に「雪氷生物」を多数発見。この雪氷生物が原因で氷がどんどん融け出すことを見出した。知られざる雪氷生物から環境問題解決の糸口を探る竹内さんの超最先端サイエンス、加藤浩次と徹底トーク。30年以上世界各地の氷河を調査してきた竹内さんは、氷の中から、低温でしか生きられない超レアな微生物を次々発見。こうした「雪氷生物」が繁殖し色がつくと、太陽の熱を吸収して氷を溶かしてしまうという。一方で最近、雪氷生物である藻を食べるカビの仲間も発見。これをうまく用いれば、地球の氷が融けるスピードを遅くできる可能性も!?さらに雪氷生物の研究は、生命の起源や地球外生命体にまで広がって・・・加藤浩次も大興奮。

出演:竹内望(千葉大学 理学部地球科学科 教授)

司会:加藤浩次、須黒清華

笑わない数学 第2シリーズ NHKテレビ 毎週水曜日 午後11時~11時30分 

11月1日(水) 虚数(選)

 2乗するとマイナス1になるルートマイナス1。どんな数でも2乗すればプラスになると信じていた数学者たちにとって、「虚数」は受け入れることができない数だった。しかし、天才たちの執念によって、虚数は“想像上の数”ではなく、この世界に欠かせない、とてつもなく重要な数であることが明らかになっていく。自然数に始まり、無理数、ゼロといった数を人類が受け入れてきた歴史とともに、虚数発見に至る壮大な物語を紹介する。

出演:尾形貴弘(お笑いトリオ・パンサー)

フランケンシュタインの誘惑 新作シリーズ NHKーBS 毎週木曜日 午後9時~10時

11月2日(木) 休止

コズミック フロント  NHK‐BSプレミアム  毎週木曜日 午後10時~11時00分

11月2日(木) スターゲイザー 〜受け継がれる星の記憶〜(初回放送日:2021年12月23日)

 日本の中でもひときわ異彩な星文化を持つのが、北海道と沖縄県「八重山地方」だ。アイヌの民と八重山の民は星に何を重ねていたのか。受け継がれる星の記憶をたどる。

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

11月4日(土) 渡り鳥を守れ!大移動1万キロの危機

 渡り鳥であるシギの仲間は、50年前の半分に減少。さらに生息環境の悪化で、個体も小型化しているという。その危機を食い止めようと、研究者たちがオーストラリア、チリ、モーリタニアのシギ類にGPSなどを装着。謎に包まれていた渡りのルートを解明し、生息地域を守ろうと奮闘する。1万キロあまりの旅を経て、渡り鳥たちは無事に繁殖地に到着することができるのか。(仏・オーストラリア・台湾・米国 2022年)

ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

11月5日(日) 国産超伝導量子コンピュータ初号機 始動!

 2023年3月、理化学研究所の主導で開発された『国産超伝導量子コンピュータ初号機』が公開された。“従来のコンピュータ”と“量子力学”を融合させた新しい概念のコンピュータだという。この量子コンピュータはインターネットを介して外部の共同研究者がアクセスすることが可能で、これまでにない新たな材料の開発や、機械学習などでの活躍が期待されているが、従来のコンピュータと一体何がどう違うのか? そして“量子”とは一体どのようなものなのか?目に見えないミクロな世界を司る“量子力学”がもたらす未来を探る。

主な取材先:阿部英介(理化学研究所)
      野口篤史(理化学研究所)
      石崎章仁(分子科学研究所)
      根来 誠(大阪大学)

サイエンスZERO  NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

11月5日(日) 575でカガク! 宇宙一のミステリアス天体 ブラックホール

 最先端科学と日本の文化「俳句」が融合したサイエンスZEROハイブリッド企画「575でカガク」。俳人・夏井いつきさんとMCの井上咲楽さん&浅井アナがスタジオを飛び出し、研究最前線での体験を交えつつ俳句で科学に迫る。今回のテーマはブラックホール。研究の第一人者・本間希樹さんが所長を務める岩手県奥州市水沢の国立天文台で、直径20mの電波望遠鏡、世界初のブラックホール画像、謎の「ジェット」などに迫る。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「【倍速講義】仕事で役立つ統計学」(野村総合研究所 未来創発センター監修/日本経済新聞出版)

2023-10-30 09:38:53 |    数学



<新刊情報>



書名:【倍速講義】仕事で役立つ統計学

監修:野村総合研究所 未来創発センター

発行:日本経済新聞出版

 【倍速講義】は時間効率を重視する忙しいビジネスパーソンのためのシリーズ。話題のテーマや知っておくべき教養・スキルが、タイパ抜群の「見るだけレイアウト」でわかる。「平均値」「中央値」の違いといった統計学の基礎からデータサイエンティストに求められる能力まで幅広く扱い、「仕事で使うために押さえておきたいポイント」をまとめている。【目次】Chapter 1 データの活用で世の中はこんなに変わった Chapter 2 データ時代の必須知識! 統計学のキホン Chapter 3 ビジネスに活かす統計学とデータ分析 Chapter 4 急速に注目が集まったデータサイエンス Chapter 5 データサイエンティストをとりまく課題 Chapter 6 データサイエンスの未来
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