<新刊情報>
書名:科学技術の軍事利用~人工知能兵器、兵士の強化改造、人体実験の是非を問う~
著者:橳島次郎
発行:平凡社(平凡社新書)
古今東西、古くは火薬や測量術から、コンピューター、GPS、ドローン、あるいは宇宙開発まで、科学・技術と軍事開発はつねに不可分のものとして発展してきた。最近では日本学術会議が大学が軍事研究に関わることへの反対声明を出すなど、軍民両用の研究へは反対も根強い。さらに近年、AIや兵士の心身の強化改造、人体実験などの軍事利用の是非が喫緊の問題として浮上している。軍民両用ははたしてどこまで許されるべきなのか。これまでの科学・技術と軍事の結びつきの歴史をたどり、現在生じている最先端の課題を、生命倫理の第一人者と考える。
著者:橳島次郎
発行:平凡社(平凡社新書)
古今東西、古くは火薬や測量術から、コンピューター、GPS、ドローン、あるいは宇宙開発まで、科学・技術と軍事開発はつねに不可分のものとして発展してきた。最近では日本学術会議が大学が軍事研究に関わることへの反対声明を出すなど、軍民両用の研究へは反対も根強い。さらに近年、AIや兵士の心身の強化改造、人体実験などの軍事利用の是非が喫緊の問題として浮上している。軍民両用ははたしてどこまで許されるべきなのか。これまでの科学・技術と軍事の結びつきの歴史をたどり、現在生じている最先端の課題を、生命倫理の第一人者と考える。