“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学が見つける近道」(マーカス・デュ・ソートイ著/新潮社)

2023-08-07 09:46:39 |    数学



<新刊情報>



書名:数学が見つける近道

著者:マーカス・デュ・ソートイ

訳者:冨永 星

発行:新潮社

 「コスパ」や「タイパ」が気になるあなたに数学者が贈る、思考の「倍速術」。1から100までの整数を全部足せ――後の大数学者ガウスが9歳の時に一瞬で解いたというこの問題も、ちょっとしたコツ=近道で、同じ答えにすぐたどり着ける。長い歴史の中で数学が発見した思考の節約術を用いて、時間をもっと豊かに使おう。パンデミック時代の新しい人生の楽しみ方も教える、ユニークな科学エッセイ。
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

2023-08-07 09:45:30 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




居間からサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

8月9日(水)  私が新種を採集したので学名が”エルトゥーサ モリタキ”になった

 「もう一つの宇宙」と言われるほど解明できていないことが多い“深海”。今回のサイエンティストは、そんな深海の新種生物38種類の発見に関わり、「新種ハンター」の異名を持つ鳥羽水族館・学芸員 森滝丈也さん。実はニュースなどで話題になった何年もエサを食べない「ダイオウグソクムシ」ブームの火付け役。深海の世界とは?深海生物特有の生態から、新種のネーミング裏話まで深海のサイエンスについてとことん聞き込みる。深海生物の「新種ハンター」森滝さんは、不思議な形・生態を持つ生き物を集めた「へんな生きもの研究所」という展示エリアも担当。ここで、森滝さんが採ってきた珍しい深海生物や、深海ブームで一躍有名になった「ダイオウグソクムシ」の生態などを紹介。さらに、研究現場も取材した。

出演:森滝丈也(鳥羽水族館 学芸員)

司会:加藤浩次、須黒清華

コズミック フロント  NHK‐BSプレミアム  毎週木曜日 午後10時~11時00分

8月10日(木) 見えてきた! 秘境 地球の中

 人類にとって最後の秘境は私たちの足元、地底だと言われている。地球中心までの深さは6400kmだが、人類が掘り進めたのは12km。ほとんど分かっていないのだ。

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

8月12日(土) スペースデブリ 〜宇宙の新たな脅威〜

 今、地球周辺の宇宙空間には、1億個以上もの宇宙ゴミ「スペースデブリ」が超高速で飛び交っている。宇宙開発の過程で人類が放置した、使用済みの人工衛星やロケットがその正体だ。たとえ今、宇宙開発を中止したとしてもなくなることはない。巨大なゴミが運用中の人工衛星に衝突したり、地球に落下した事例もある。スペースデブリの実態と、解決に向けて立ち上がった世界中の科学者たちを追う。(フランス2023年)

ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

8月13日(日) 科学トピック 最新レポート!(Webサイト「Lab BRAINS(ラボ ブレインズ)」)
 
 この世界の謎を解き明かし、さらに暮らしをより快適にするために人類が積み上げてきた「科学」。現代の情報化社会においては研究論文や成果だけでなく、あらゆる科学情報が世界中を行き交っている。そうした情報の中継地点ともいえるのが「Lab BRAINS(ラボ ブレインズ)」というWEBサイトだ。ここでは一般向けだけでなく、研究者向けにもさまざまな科学情報を発信している。今回のガリレオXではこのWEBサイトに着目し、掲載されている記事の中から特に気になる科学トピックをピックアップして取材。未来を紡ぐ最先端科学の一端にフォーカスする。

主な取材先:澤井 悦郎(マンボウなんでも博物館)
      吉村 武(大阪公立大学)
      谷口 雅浩(KAICO株式会社)
      アズワン株式会社

サイエンスZERO  NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

8月13日(日) ナノサイズの粒子が世界を変える!“プラズモン共鳴”

 「ナノ粒子」が入った水に光を当てるだけで色が変わる不思議な化学現象“プラズモン共鳴”。ナノの世界では「光の波長」を引き算したり、「光のエネルギー」を足し算したり、不思議な現象が起きている。新たな化学の扉を開くと注目される“プラズモン共鳴”を使うと、光だけで水素を生み出す大発見が発表された。地球が抱える環境問題やエネルギー問題の解決に役立つ可能性があるナノ世界の“プラズモン共鳴”は必見。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「トコトンやさしい切削工具の本<第2版>」(澤 武一著/日刊工業新聞社)

2023-08-07 09:45:13 |    機械工学



<新刊情報>



書名:トコトンやさしい切削工具の本<第2版>

著者:澤 武一

発行:日刊工業新聞社(今日からモノ知りシリーズ)
 
 切削加工に欠かせない機械工具は加工物の形状、材質、加工の目的などによってさまざまな種類がある。さらに、さまざまな加工要求に応えるため、専門性の高い工具が多く登場している。切削工具の新しいトレンドを踏まえた改訂版。
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