“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「植物たちの戦争」(日本植物病理学会編著/講談社)

2019-04-12 07:49:34 |    生物・医学

 

<新刊情報>

 

書名:植物たちの戦争~病原体との5億年サバイバルレース~

編著:日本植物病理学会

発行:講談社(ブルーバックス)

 陸上植物が生まれてから約5億年といわれるが、その長い時間、植物と病原菌は生死をかけた「果てしなき戦争」を繰り広げてきた。スパイさながらの防諜戦、大量破壊兵器とそれを迎撃するミサイル、感染すると細胞がアポトーシスする「自爆機構」など、植物と病原体の分子レベルの闘いは、きわめてダイナミックである。本書では、そんな植物と病原菌の関係にフォーカスを合わせ、その驚くべき攻防の舞台裏を解説。

 

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★水素ニュース★NEDOと経産省、9月25日に「水素閣僚会議2019」開催

2019-04-12 07:49:11 |    ★水素ニュース★

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と経済産業省は、2019年9月25日に「水素閣僚会議2019」を開催する。

 「水素閣僚会議2018」で発表した「東京宣言」に関する各国の取組状況を共有するとともに、グローバルな水素の利活用に向けた政策の方向性について議論を深め、国際連携の強化を図る。

 水素閣僚会議は、水素の利活用をグローバルな規模で推進し、関係各国が歩調を合わせ一層の連携を図るプラットフォームとして、昨年2018年に世界で初めて日本で開催した。

 昨年は、21の国・地域・機関より閣僚等が集まり、300人以上の水素に関連する企業・政府関係者および研究者が参加して、エネルギー転換・脱炭素化に向けた水素の重要性や、水素関連技術の現状と将来に向けた展望、水素が将来的にビジネスとして自立できるマーケットの創出に向けた国際的な連携の必要性などについて、積極的な議論を行い、会議の成果として「東京宣言」を発表した。

 ◇

日時:2019年9月25日(水)
場所:東京都内を予定
開催形式:閣僚会議、講演、プレゼンテーションおよびパネルディスカッション等
出席者(予定):各国閣僚、国際機関、水素関連企業等
主催:経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

後日、事務局ホームページにて参加登録等を案内。

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★科学技術ニュース★NEDOとYOODS、ステレオ位相シフト方式で世界最小・最軽量・高精度ロボットアーム用3Dビジョンセンサーを開発・発売

2019-04-12 07:48:48 |    ロボット工学

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とYOODS(ユーズ)は、小型・軽量・高精度でありながら、低価格を実現したロボットアーム用3Dビジョンセンサー「YCAM3D」を開発した。

 独自の小型高出力プロジェクターの搭載と、ステレオ位相シフト方式の採用により、対象物の位置情報などを高精度で取得でき、同方式の3Dビジョンセンサーでは世界最小・最軽量を実現した。

 同センサーは、ロボットアームに直接取り付けることで、カメラとロボット間の座標変換のキャリブレーション(補正)が容易となり、部品の位置と姿勢を高精度に認識してピッキングすることが可能になる。

 小型・軽量のため、ロボットアームと一体化したビジョンシステムを設計でき、ワークトレイなど周囲との干渉を少なくすることができる。

 ロボットアームの“目”となる3Dビジョンセンサーの製品化を通じて、ロボットアームの活用が拡大されることで、自動車や電子機器、物流など幅広い分野での生産性向上につながることが期待できる。

 YOODSは、今回開発した「YCAM3D」を4月1日に販売開始。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実践的ソフトウェア工学<第2版>」(浅井 治著/近代科学社)

2019-04-12 07:48:23 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:実践的ソフトウェア工学<第2版>  

監修 石田晴久  

著者 浅井 治

発行:近代科学社(トップエスイー入門講座1)

 現場視点のソフトウェア工学の知識が網羅的に紹介されているとして好評を博した「トップエスイー入門講座1 実践的ソフトウェア工学」の第2版。初版を踏襲した章構成に掲載項目追加し、新たに用語解説等も加え、より内容を充実させた。ソフトウェア工学の知識を持たない初学者でも、開発現場で生かせる理論までを学ぶことができる1冊。現場技術者の学び直しにも最適。

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