“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「日経MOOK キャッシュレス決済革命」(日本経済新聞出版社編/日本経済新聞出版社)

2018-03-28 11:11:56 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:日経MOOK キャッシュレス決済革命~「脱・現金」でお店の収益を伸ばす!~

編者:日本経済新聞出版社

発行:日本経済新聞出版社

 世界から遅れていた日本にも、いよいよキャッシュレス化の波が到来。Suicaや楽天Edy、nanacoなど定着している電子マネーに加え、スマホを用いた決済などで様々な新しい手法が登場。これらを活用することで、顧客の利便性を向上させ、レジ業務など現金管理コストを削減でき、さらに、海外観光客や越境EC(海外とのネット取引)を取り込んで、収益を伸ばすこともできる。こうしたノウハウを、成功事例を多数紹介しながら解説。

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★科学技術ニュース★中央大学、ネコ用人工血液を開発

2018-03-28 11:11:25 |    生物・医学

 中央大学理工学部 教授 小松晃之の研究チームが、ネコ用人工血液の開発に成功した。

 小松教授らは、まず遺伝子組換えネコ血清アルブミンを産生し、X線結晶構造解析からその立体構造を明らかにした。さらに酸素輸送タンパク質であるヘモグロビンを遺伝子組換えネコ血清アルブミンで包み込んだ形の(ヘモグロビン-組換えネコ血清アルブミン)クラスター(製剤名:ヘモアクト-FTM)を合成し、それがネコ用人工酸素運搬体(赤血球代替物)として機能することを明らかにした。人工酸素運搬体は輸血液の代わりに生体へ投与できる人工血液となる。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、解析に使用した遺伝子組換えネコ血清アルブミンの結晶化にあたり、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟で行われている、タンパク質結晶化実験機会の提供と結晶化、構造解析を担当した。
  
 動物医療の現場が抱える深刻な輸血液不足の問題を解決する革新的な発明であり、動物の輸血療法に大きな貢献をもたらすものと期待される。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「3日でわかる『AutoCAD』実務のキホン」(土肥美波子著/オーム社)

2018-03-28 11:10:55 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:3日でわかる「AutoCAD」実務のキホン

著者:土肥美波子 

発行:オーム社

 AutoCADの実務で必要とされる操作と知識を、1日3時間×3日間=9時間で学習。図面の設定、作図、寸法・文字の入力、印刷、レイアウトの作成まで、実際の図面を用い、一連の操作を、実務作業の流れの中で学ぶことができる。CAD業務支援に携わる著者が選んだ[実務に役立つ機能とコマンド]を簡潔なスタイルで丁寧に紹介。AutoCAD特有の[モデル空間]での作図・修正から[レイアウト]での印刷・納品まで、現場で使える操作法が学べる。

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