“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「時空のさざなみ」(ホヴァート・シリング著/化学同人)

2018-03-08 10:14:49 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:時空のさざなみ~重力波天文学の夜明け~

著者:ホヴァート・シリング

訳者:斉藤隆央

発行:化学同人

 著者は、その功績を称えられて惑星の名前にもなった天文学専門のオランダ人科学ライター、ホファート・シリング。宇宙の構造や起源を解明するため、「重力波天文学」の時代を切り拓く国際的な努力とその意義を魅力的に語る。LIGO検出器の驚くべき精度はじめ、2019年から本格稼働する日本のKAGRA検出器にも言及。研究者や機器の写真が見ごたえある。

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★水素ニュース★トヨタなど11社、日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)を設立

2018-03-08 10:14:10 |    ★水素ニュース★

 トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、JXTGエネルギー、出光興産、岩谷産業、東京ガス、東邦ガス、日本エア・リキード、豊田通商、日本政策投資銀行の計11社は、この度、燃料電池自動車(FCV)向け水素ステーションの本格整備を目的とした「日本水素ステーションネットワーク合同会社「JHyM(ジェイハイム)」を設立した。

 JHyMは、再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議「水素基本戦略」(2017年12月26日付)において、水素ステーション整備の推進役として位置づけられており、表記11社は政府の方針と連動する形で、インフラ事業者、自動車メーカーに加え、金融投資家等が連携する世界初の取り組みとして、モビリティ社会における水素やFCVの有効性を認識し、意思結集した企業。

 JHyMでは、FCV普及初期における水素ステーション事業の諸課題を踏まえ、インフラ事業者、自動車メーカー、金融投資家等がそれぞれの役割を果たし、表記11社を中心としたオールジャパンでの協業により、戦略的な水素ステーションの整備、並びに、水素ステーションの効率的な運営に取り組むことで、FCVユーザーの利便性向上を図り、FCV台数の増加、水素ステーション事業の自立化、更なる水素ステーションの整備という「FCVと水素ステーションの好循環」の創出を目指す。

 事業計画としては、事業期間を10年と想定し、第1期としてまず2021年度までの4年間で80箇所の水素ステーション整備を目標とし、その後もさらなる拡張を目指す。

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●科学技術書・理工学書●<新刊情報>「統計ソフト『R』超入門」(逸見 功著/講談社)

2018-03-08 10:13:51 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:統計ソフト「R」超入門~実例で学ぶ初めてのデータ解析~

著者:逸見 功

発行:講談社(ブルーバックス)

 統計学者によって開発された「R」は、データ解析のスタンダードになりつつある。同書では補助ソフト「Rコマンダー」を用いた、コマンド入力のいらない解析の方法を紹介する。データの特徴の把握から、2変数間の相関の解析、回帰分析による最適なモデルの選択まで、実際のデータ解析の流れを体験することで、操作方法と統計の考え方が理解できる、初めての人に最適な一冊。

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