<新刊情報>
書名:世界一やさしい右脳型問題解決の授業
著者:渡辺健介
発行:ダイヤモンド社
ゼロから何かを考え出してカタチにする、ブレークスルーを生み出す、“右脳型”問題解決力がやさしく、楽しく身につく。他人とは一味違う、自分ならではの成果・アウトプットを出すためには、クリエイティビティ(創造力)を高めることが欠かせない。これからの時代のサバイバル・スキル。
<新刊情報>
書名:世界一やさしい右脳型問題解決の授業
著者:渡辺健介
発行:ダイヤモンド社
ゼロから何かを考え出してカタチにする、ブレークスルーを生み出す、“右脳型”問題解決力がやさしく、楽しく身につく。他人とは一味違う、自分ならではの成果・アウトプットを出すためには、クリエイティビティ(創造力)を高めることが欠かせない。これからの時代のサバイバル・スキル。
科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業において、首都大学東京の柳 和宏 教授らは、一方向に配向した単層カーボンナノチューブの大面積薄膜に高密度にキャリア(電子・正孔)を注入制御し、これまで発見されていなかったナノチューブ軸に垂直方向の巨大な光吸収現象を見いだすことに成功した。
同研究グループは、一方向に配向したナノチューブの薄膜を作製し、高密度のキャリア注入制御に成功した。その結果、ナノチューブの軸に垂直方向の偏光に応答する巨大な光吸収があることを世界で初めて確認した。
この光吸収では、1nm程度というナノチューブのサイズに極限レベルで閉じ込められた多くのキャリアが同時に光と応答(プラズモン吸収)しており、ナノチューブを用いた量子カスケードレーザーの実現にもつながる。
また、この薄膜作製やキャリア注入制御技術の発展は、高性能なフレキシブル熱電変換素子の実現にもつながる。
富士通は、理化学研究所革新知能統合研究センター(AIPセンター)「理研AIP-富士通連携センター」において、AIPセンター分子情報科学チームらとともに、材料設計に第一原理計算とAI(人工知能)技術を活用して、高いイオン伝導率を実現するための全固体リチウムイオン電池用固体電解質の組成を予測し、実際に合成と評価実験を行ってこれを実証した。
これにより、計算負荷の大きい第一原理計算からのデータが比較的少数しか得られていなくても、AI手法と組み合わせることで、最適な材料組成を効率的に見つけ出し、材料開発を大幅に加速できることが実証された。
今後、電池、半導体、磁性体などの材料開発分野で、今回の例をはじめとするマテリアルズ・インフォマティクス技術の活用が大いに期待される。
<新刊情報>
書名:「設計力」こそがダントツ製品を生み出す~やみくも先行開発を打破する7つの設計力~
著者:寺倉 修
発行:日刊工業新聞社
同書は、競合他社に圧倒的な差をつけるための先行開発の実践法を紹介した本。何が競合に対して差を付けるのかなどを事例をまじえて解説する。さらに先行開発の成果である“売り”になる技術を確実に量産に結びつけるための構想設計のポイントを紹介する。