最近の資源・エネルギーの価格上昇を見ると、投機に問題があると思いつつも、価格は高止まりし、円の価値が下がり、ものやサービスは必要度に応じて篩われ、新価格体系が形成されると予測します。
仕事は生きるためにします。
したがって生きたい人は仕事をする必要があります。
つまり基本的には失業の心配はありません。
しかし今後社会が必要とする仕事に大きな変化が生じますが、その変化に対応して仕事を変える必要がある人が出ます。
この仕事を変えることが実はむずかしいことです。
現代は分業時代ですから人々の仕事能力は概して狭いと思います。
すると人は慣れた仕事はできるが、そうでない仕事はできないという問題があります。
教育訓練で仕事を変えることができますがどうしても時間が必要です。
現在は失業率が4%ぐらいでまだ失業は問題になっていませんが、失業問題が大きくなると予測します。
失業者支援、今後重要になる仕事に関する予測、仕事の創出、その仕事に人を回すための教育訓練体制の整備が今後の政府の重要な課題になると思います。
現在の政府は過去の政治の誤りの是正に力を割いています。
それはそれで重要なことですが、今後の変化に対応する政治を考えないと日本は大混乱に陥ると思います。
現在の政府を見ていますと政府は破綻しそうです。
したがって政府に依存していても激変の時代は乗り切れないかもしれません。
政府の信用半分と考え、現在の自分の仕事の今後の必要度を検討し、必要度が低いと思ったら、新しい仕事を探し、自分から仕事能力を身につける必要があると思います。