ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

原発をゼロにすることを重視して投票する

2016年07月05日 | Weblog
自民党・公明党では東京電力福島第一原発事故処理は進みません。
破壊した原子炉から、あるいは燃料棒がメルトダウンして落下した放射性物質体から放射性物質が漏洩し続けているが、物質拡散を防ぐ方策がとれていません。
原子炉の山側と海側に凍土壁をつくって地下水の流入流出を防ぐと言いますが、何と効果を実験中とのことです。
両側面、上、底の遮蔽は何も実行されていません。
漏洩が始まったのは2011年です。
今は2016年です。

凍土壁ではなく、鋼板壁やコンクリート壁を設けて地下水の流入流出防止することは現在の土木技術でできることです。
どうして効果未確認の凍土壁実験をやっているのでしょうか。
自民党・公明党は放射能汚染防止に真剣に取り組んでいません。

広大な地域・海域が放射性物質に汚染されていますが、やはり除染努力が不十分です。
汚染された森林、湖沼、河川、海底の除染は全くやっていません。
事故原発から遠い町については除染が終わったから帰ってくるようにとの指示が住民に出たりしていますが、汚染度はある基準値以下にしただけで、事故前の自然値になった訳ではありません。
放射能障害が生じる恐れがありますから、帰れと言われても特に若い人々は帰れません。
森林など未除染地域・海域の近くの町は森林などに入ることもあるでしょうから不安度は高いと思います。

自民党・公明党は、放射能障害が生じるのはしょうがないとして、放射性物質が大自然に拡散するのを待っている感じがします。

自民党・公明党は原発稼動を進めています。
電力会社の利益を重視するからです。

大規模放射能漏洩がおこったら避難すると言います。
しかし被曝を避けることができる避難計画になっていません。
被曝しないで避難できるかのような錯覚を人々に与えて原発を再稼働しています。
いったん大規模放射能漏洩が起こったらやはり広大な地域・海域が汚染され、福一と同じ被害が生じます。

運よく原発事故が起こらなくても累増する放射性廃棄物をどう処理処分するのでしょうか。
地中深いところに埋蔵すると言いますが、これまた実験ができておらず、安全確認ができていません。
実験を認める地方もありません。
したがって放射性廃棄物は原発敷地内に保管するしか方法はありません。
電力会社が原発敷地に永久に安全保管することが可能でしょうか。
放射能漏洩事件を起こす恐れが非常に大きいと思います。

生活・生産域の狭い日本では放射能汚染は致命的です。
7月10日の参議院選挙では原発をゼロにすることを重視している政党・政治家に投票します。
自民党・公明党は日本を破壊します。
これらの政党に投票しません。