ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町内会長とボランティア

2012年05月19日 | Weblog


都市部にある町ですが、長年、大きな町の行事の企画をやってきた老人のボランティアが昨年地方の町に引越ししました。
この方が、町内会の役員会で、町を去るに当たって最後のお願いを聞いていただきたいと言って、「役員会はもうちょっとボランティアを大切にしてほしい」と言いました。
彼は役員会という言葉を使いましたが、実は町内会長という意味です。

私も昨年二つの大きな行事にボランティアとして参加しました。
町内会長は行事企画ボランティアと張り合っている印象を受けました。
それでは町内会長は役員達を使って行事を行うかというと、1年交替の当番制の役員は経験知識がないから行事ができない、役員は老人が多いからできないなどの現実的問題があって行っていません。

今年度の町内会長は、最初、町の大きな行事は役員会でやるのが当たり前と言いましたが、行事の企画をやる段になると、役員達は、できないと町内会長に訴えたようです。
すると町内会長は、考えを変えて、役員達に、行事はボランティアにやってもらう、役員はボランティアの企画実行のお手伝いをするだけでいいと言ったそうです。

今年度の町内会長も、大きな行事をボランティアに任せながら、心の中ではボランティアは町内会長の権限をおかすと思うかもしれません。
この思いが、ボランティアに対する感謝心の欠如の原因の一つになっているのかもしれません。

町の大きな行事は、役員、ボランティア、一般の住民が協力して行うと割り切り、誰が企画者になるかは町内会長と行事企画の経験知識が豊富なボランティアの間でよく相談して決めるといいと思います。
町内会長または役員の誰かが企画者になってもいいと思います。
町内会長と行事企画ボランティアが張り合うのはまずいと思います。
ボランティアはボランティア精神で町の行事に協力しています。
町内会長が張り合うべき相手ではありません。