横浜 本牧市民公園
森記念財団都市戦略研究所は10月22日世界35都市の総合力ランキングを発表しました。
総合力とは、経済、環境、居住、交通・アクセスなど6分野69項目を点数化して集計したものだそうです。
都市戦略研究所の価値観による比較ですので気にする必要はありませんが、
1位ニューヨーク、 2位ロンドン、 3位パリ
だそうです。
東京は4位だったそうです。
私はこれらの都市に行ったことがあります。
その印象から言いますと、東京もそうですが、理想からほど遠いと思います。
積み木を積み上げたような巨大都市で、いつ崩れるかわからない不安があります。
技術でやっと維持している感じがします。
医療でやっと生きている老人のような都市という印象です。
都市の中では人々は競争を意識して心と体をすり減らして動き回っており、主体的に人生を送っているとは言いがたいと思います。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。
老人の若返りが不可能であるようにこれらの都市を理想の都市に再開発することは不可能です。
いろいろな問題を起こしながら衰退します。
その点、都市戦略研究所が見向きもしない地方は、理想の都市設計を行うことができる将来性を持っています。
育ち盛りの子供のようなものです。
そう思って地方はもっと元気を出してもらいたいものです。