政府も人々も大波は危険と思って大きな予算を組んで防波堤をつくるのに、どうして相場の大波には防波堤をつくらないのでしょうか。
政府も人々も投機を肯定しているからです。
相場が上がりつつあるときは政府も人々も、景気がいい、儲かると言って喜びます。
相場の上昇を経済成長などと言ってもてはやします。
そして今回のようにバブルが破裂して相場が急落すると、政府も人々も青くなって、景気対策だ、実体経済への悪影響を防げと叫びます。
「防げ」とは相場の大波にも防波堤をつくれという意味ではないでしょうか。
もう少し政府も人々も賢くなるべきと思います。
特に政府は馬鹿をやっては税金を使うという馬鹿をやってはいけないと思います。
納税者の迷惑です。
政治を担当している自民党・公明党は投機的と思うのですが、その自民党・公明党を支持している人々が多いことを見ますと、やはり人々も投機が好きだと思います。
それなら今回の相場の急落ぐらい平気な顔をしているべきです。