ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

理想を捨てた政府、会社、人々

2008年09月17日 | Weblog


投機家の投機意欲のおかげで数多くの住宅や町ができましたが、これらの住宅や町が住みやすいか疑問です。
アメリカの住宅や町はいざ知らず、日本の高層住宅や庭なし総二階住宅とその町などはこれ以上の密集はないと思います。
このような住宅と町で人々は安心して楽しく暮らせるでしょうか。
折角の投機家の投機でしたが、金銭欲だけではいい住宅、いい町はできないと思います。

しかしよく考えると投機家は利用価値があると思います。
かねを出してくれるからです。
問題は不動産会社の事業に対する理想が低すぎることです。
利益主義で止まり、いい住宅とは何か、いい町とは何かという思考がないことです。

私の町ではある有名な不動産会社が庭なし総二階住宅を建てまくって町を密集地にしています。
反対運動をやってもこの会社は、合法であるとか、貧乏人に喜んでもらっているとか、いろいろ主張して貧相な住宅をつくり続けています。
それでは町内会や地方政府は何をしているかというと、やはりいい住宅は若い人が買えないからと言って理想なき不動産会社を放置しています。

地方政府には低金利で貸してでも若い人にいい住宅を持ってもらうという都市計画の理想がありません。
ある若い人に聞きましたら、庭なし総二階の住宅でもいい、貧乏でとても庭ありなど買えないと言いました。

理想なき日本が元気になるか大変心配です。
性懲りもなくバブルとその崩壊を繰り返し、じり貧になっていきます。