渋滞道路について、道路拡幅、バイパス建設などによって渋滞を解消することは燃料や時間の節約になり、必要なことと思いますが、必要度の小さい道路建設はまずいと思います。
政府が実質破綻しているわけですからお金の無駄使いは許されません。
建設途中の道路が利用されることなく放置状態というのは確かに異様ですが、完成しても利用率が低ければ完成は失政です。
元気がない地方ですが、元気がない原因は道路ではないと思います。
元気がいい産業がないからだと思います。
道路があれば産業が自然におこるということはありません。
地方はまず産業計画を立てるべきです。
若い人が集まってくるような魅力ある産業を計画する必要があります。
冬柴鐵三国土交通大臣が観光立国担当ということで地方の観光産業に注力しています。
これまでに失敗例が無数ですが、彼は過去の失敗を反省して新しい考え方で観光産業に再挑戦しているのでしょうか。
新しい考えを出したとしても失敗することが多いと思います。
経済が成長しませんから人々が静的になるからです。
今よく観光旅行する年金生活者もやがて年金の目減りまたは減額で静的になります。
若い人が減り老人が増えるという人口構成の変化にも注意すべきです。
また地球温暖化防止ということで静的な生き方が重視されるようになります。
外国、特に隣国からの旅行者ですが、宣伝すれば増えますが、来ても思ったほどお金は落とさないと思います。
格安ツアーが多いと思います。
地方は地方で働いてくれる人のために地方づくりをやるべきです。
第一次産業、第二次産業を中核とすべきです。
海外の輸出圧力が強くてむずかしい農産物がありますが、輸入農産物の価格動向を検討して農業再構築を図ることは重要なことと思います。
主要農産物を燃料アルコールにする動きがあり、価格は上がる方向です。
林業も注目すべきです。
かつての木材輸出国は森林の減少に驚き、輸出を規制するようになりました。
木材価格も上がると思います。
第二次産業の海外生産はほどほどにすべきです。
労賃が下がっても国内生産を維持しませんとそれこそ日本の産業が衰退します。
材料でも機械部品でも機械でもそのほかの製品でも世界一を目標にして頑張るといいと思います。
"Made in Japan"ではなく、"Made in ・・・(地方名)"で世界に輸出できるようになるといいと思います。
産業計画ができたら次が道路建設計画です。
こうして土建会社が繁栄するようにすべきです。