地球温暖化の原因は炭酸ガスの排出量の増加と言われています。
しかし日本は排出量を減らすどころか増やしているのが現状です。
どうして日本は排出量を減らすことができないのでしょうか。
経済成長がいいという価値観にないでしょうか。
08年の先進国サミットは議長国が日本で洞爺湖で開催されます。
政府は洞爺湖を選んだ理由として警備のしやすさを挙げていますが、洞爺湖を有名にして観光産業など周辺経済を改善したいという思いがあります。
このような発想は経済成長重視です。
ところがこのサミットでは炭酸ガス排出量を大幅に減らす方法を主題の一つにしています。
議長国が排出量を増やしたり、減らす自覚がなかったりでは様になりません。
政府は大借金をしているため税収の増加を重視します。
すると経済成長が必要と考えます。
この考えでは炭酸ガス排出量は減らせません。
経済成長はしなくてもいい、税収は減ってもいいと考える必要があります。
それでは借金も減らせない、社会福祉も崩壊すると思う人が多いと思います。
しかし国会や政府の太りすぎを放置して経済成長と増税でいいでしょうか。
人々は声を大にして社会福祉の改善を求めるべきです。
その返す刀で国会議員と大臣と国家公務員を大幅に減らすことを求めるべきです。
自分のことしか考えない国会議員、大臣、国家公務員は無用です。
要するに私達は心を鬼にして非常に厳しいことを国会や政府に求めるべきです。
そのことを理由にして政府が私達に対するサービスの質を低下させるならそのことを問題にしない国会議員を選挙で選ばないことです。
国会議員を入れ替えてしまう決意が私達にあれば、国会議員も大臣も国家公務員も自省して政府の合理化、近代化に注力するでしょう。
民主主義社会では私達がいい加減だと国会も政府もいい加減です。
言い換えると政治が駄目な民主主義国は国民が駄目です。