北朝鮮のピョンヤンの町は整然としているようですが、地方の町はどうなっているでしょうか。
人々は安心して生活水準を上げることに注力することができているでしょうか。
人々は提案することができているでしょうか。
人々が協力して問題解決に当る仕組みになっているでしょうか。
現在行なわれている6か国協議の情報から推定するとやはり北朝鮮は、エネルギーがない、食料がない、資本がないなど、ないない尽くしのようです。
もし人々が協力して生活水準を上げることができるような仕組みになっているならば、これほど生活水準が低い国にはなっていなかったでしょう。
間違いなく、北朝鮮は、命令あるいは指示が政府から人々に来る仕組みになっていると思います。
この命令あるいは指示が問題解決に適切ではないから北朝鮮の人々の生活水準が上がらないのだと思います。
政府の命令あるいは指示に人々が協力しているだけでは生活水準は上がりません。
命令あるいは指示に反対という気持ちが働けば、嫌々協力することになりますから人々の力は半減です。
三人寄れば文殊の知恵です。
普通の人でも三人集まって相談すればよい考えが出るという意味です。
英語では Two heads are better than one. です。
北朝鮮は、人々がこの知恵を学び、人々も提案する国になってもらいたいものです。
ところで日本ですが、どこか人々に元気がないのではないかと心配です。
政府が何かいいことをやってくれるのではないかと思っていないでしょうか。
政府の信用は半分です。
いい町づくりには住人が自主的に提案する雰囲気が必要だと思います。