ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

木を増やそう

2007年02月05日 | Weblog


経済が急速に発展している国としてBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)がありますが、これに続く国としてNext Eleven(インドネシア、イラン、トルコなど11か国)が注目されています。
これは何を意味するかというと、世界は近代的情報知識を共有してすべての国が経済水準を上げるようになると言うことです。
しかしこれを実現するにはエネルギーが必要です。

石油など化石燃料に依存すれば大気中の炭酸ガスが増え、地球温暖化が加速します。
原子力に依存すれば放射性物質が地球上に拡散し、私達は放射線と隣りあわせという危険な社会に住むことになります。

経済水準は上げたい、しかし環境破壊は避けたい。
それでは私達はどうすればいいでしょうか。
残念ながら私達はいまだに解決方法を知りません。

環境が破壊して病人や死者の発生が増えれば誰かが新技術を開発して問題を解決するだろうという考えはあまりにも無責任です。
問題が解決する前に無数の人が苦しむでしょう。

人工環境をつくってその中で生活するという考えがありますが、その場合は人工環境外環境は苛酷になる一方でしょう。
人工環境には空間の制限があり、生活できる人は限定されるでしょう。
誰が人工環境で生活できるかで恐るべき人命軽視の選択(差別)が行なわれるでしょう。

地球単位で環境を改善するという考えが絶対必要です。
炭酸ガスについて言うならば、大気中の炭酸ガスを減らすことを考えなければなりません。
排出する炭酸ガス量以上の炭酸ガスを大気中から除去しなければなりません。

どこの国の中央・地方政府でもできる一番簡単な方法は、森林を保全する、森林や並木を増やす、です。
会社などができることは工場や事務所の周りの木を増やすことです。
家庭でできることは庭の木を増やすことです。

木の大きさを制限するため枝を剪定し、焼却処分するならば効果は半減します。
剪定無用の木を選ぶか、剪定した枝を固体に固定しておくか、エネルギーとして利用する方法をとるべきです。

都市部を見る限り、森林と木を増やすという一番簡単な方法すら実行できていません。
これは自分の命のことは考えるが、子孫の命のことは考えないということを意味しています。
これはあまりにも無責任な政治や経営であり、生き方であると思います。