ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

低所得者の所得改善が必要

2006年10月16日 | Weblog


経済はよくなっているが、個人所得が下がるという傾向が続いています。
原因は経済成長が小さいため、会社などが用心して人件費を抑えているからです。

安倍総理は経済成長をさせると言いますが、私はむずかしいと思います。
実質破綻している政府はこれからも経済の足を引っ張ります。
国際経済競争が一段と激しくなっていますから、思うように日本のシェアを拡大することは困難です。
戦乱地域が拡大していますから外国との経済交流が縮小する恐れがあります。
日本は技術開発と産業に注力しても経済横這いが精一杯でしょう。

このままでは住宅や町の事情が一段と悪くなりそうです。
劣悪な集合住宅から脱出できないとか、狭苦しい住宅や町に我慢しなければならない人が増えそうです。

経済横這いの中で金持ちがどんどん金持ちになり、貧乏人がどんどん貧乏になっているのは異常です。
金持ちのかねがマネーゲームに回り、低所得者の所得改善に回っていません。

昔の預貯金と今の証券投資を比較しますと、かねの使われ方が全然違うことがわかります。
昔の預貯金は生産に使われましたが、今の証券投資はマネーゲームに使われています。
この流れを変えるには政治を変えることが必要であることは明白です。

ところがマネーゲームに熱心だった福井俊彦氏が今も日銀総裁です。
すぐに彼を更迭し、社会の雰囲気を引きしめ、政治を変えることが必要ですが、安倍内閣は彼を温存しています。
福井氏に同情しているのでしょう。
大臣も国会議員もみんなマネーゲームが大好きということでしょう。
これではかねは美しい住宅づくり、町づくりには使われないでしょう。