ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

集合住宅は排気ガスと騒音の防波堤?

2006年10月07日 | Weblog

沖縄那覇首里城の城壁(復元) 美しいですが、冷たい時代の名残です。

住宅地を貫通する交通量の多い主要道路の両側は、集合住宅の建築を許可して、車の排気ガスや騒音が町の中に行かないようにするという考えがあります。

一見合理的に聞こえますが、集合住宅に住む人はどうなるのでしょうか。

私が住む町は一辺が主要道路に面しています。
そして面している土地については集合住宅建築可になっています。
ところが主要道路の建設が予算不足で大幅に遅れたため道路予定地が30年ぐらい空き地として残り、環境がいいと錯覚され、隣接する土地が戸建ての住宅地になってしまいました。

最近になって道路建設が始まり、道路に面した住宅に住んでいる人々は、環境悪化を恐れ、当局にいろいろと要望を出しています。
しかし集合住宅が排気ガスや騒音を防ぐことを想定して当局は道路設計をしたので住人の希望はなかなか聞いてもらえません。

集合住宅を排気ガスと騒音の防波堤にするという考えは健全ではありません。
今後はこのような発想はやめ、住宅地を貫通する主要道路は別の方策を講じる必要があると思います。

なお、近くに、この主要道路の建設が終わった後、道路に面した土地に建物の建設が行なわれた所があります。
そこはずらっと集合住宅が建設されています。
当局が考えたように集合住宅が防波堤の役割をしています。
しかしこのような場所の集合住宅は誰も長く住みたいとは思わないでしょう。