EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

四 季 桜

2009年10月19日 | 伊予松山歴史散策
四 季 桜

17日・18日とアマチュア無線関係の集会・講習会開催の準備等々で疲労困憊、今日は気分転換にバイクで隣町(東温市・旧温泉郡川内町・白猪滝入口)まで走行してきた。帰りに珍しい桜がある惣河内神社により写真を撮ってきた。
神社の宮司の奥様に桜の経緯を伺うと、75年前に種苗会社にお願いして入手したそうで品種は、四季桜と言われたが、調べてみるとそんな品種はないとの事、しかし神社では四季桜と呼んでいるそうです。
開花は、毎年10月になると必ず咲き出し12月が最高で、染井吉野桜が開花し散り終わると四季桜も終わり葉桜になるそうです。(開花時期が長い)
花は華やかに開花するのでなく少しずつ開花し長い期間に渡り開花するそうです。
四季桜は境内に3本あり、原木が老木になり専門家に依頼して接木をして2本後継木を作り現在3本ある。原木は開花も出来ないほど弱っていたが、若木が開花しだすと不思議に元気になり現在も盛んに咲いているそうだ。
画像は、原木の花です。
昭和25年から27年に掛けて15ヶ月間、俳人 松根東洋城が境内の離れに滞在して俳句の指導をしたそうで、その時詠んだ句が「春秋冬 冬を百日 桜かな」四季桜を百日桜とも呼んでいますと奥様は言っていた。
松根東洋城が滞在した離れを、一畳庵と呼んでいる。

画像は、惣河内神社にある四季桜(百日桜)です。

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