EEKの紀行 春夏秋冬

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愛媛県伊予郡松前町中川原・ジャカランダの花今年は満開

2019年06月21日 | 伊予松山歴史散策

伊予郡松前町中川原にあるジャカランダの花鑑賞に行って来ました。
3年続けて鑑賞に行っていますが、過去2年は花の付きが少なく期待外れでしたが、先日6月17日、お店のオーナーさんに電話で現状をお聞きすると過去にない沢山の花が咲いていますと言われカメラ持参で鑑賞に行って来ました。

現存する愛媛県下一番大きなジャカランダだと思います。

 

所在地は、県道16号線を松山から行くと、椿神社の裏参道入口に信号があります。
南進すると重信川に掛かる中川原橋があり、橋を渡ると松前町です。
橋のたもとにも信号がありますが、直進すると直ぐ右側に大きな看板があります。
看板は「沙羅庵・花楽庵・夢楽庵」と書かれています。
そしてジャカランダは2本あります。

鑑賞するには、店主さんの了解を得ましょう。
晴天時に、青空を背景にして見るのが最高で、写真を撮るにもこれが条件です。

撮影していますと松山空港に着陸する飛行機が飛んできて思わずシャッターを押しました。

お店のオーナーさんにジャカランダの事をお聞きしますと、樹は植栽して12年経ちますが今年は最高の開花ですと言われました。

ジャカランダの美しい花は「紫の桜」とも呼ばれ、アフリカンチューリップ(火焔木)、ポインシアナ(鳳凰木)とともに世界三大花木とされています。
南アフリカの首都プレトリアやオーストラリアでは、満開になると町が紫色に染まるそうです。
ジャカランダの花言葉は、名誉・栄光で、日本では、日南市、熱海市がジャラカンダの名所として有名だそうです。

ラッパ状に咲く花が、ファンファーレを吹くトランペットを連想させることから、「名誉」「栄光」という花言葉がつけられたそうです。

東側から見たジャカランダです。
愛媛県に現存するジャカランダでは一番大きな樹ではないでしょうか。
松前町西古泉の重松農園さんに大きな樹姿のいいジャカランダがあり開花時期になると、中四国各地から鑑賞に来ていたそうですが、植栽地が愛媛国体開催の為、道路が建設され伐採をしなければならなくなりました。この事を聞きつけた近くにあるエンゼル幼稚園さんが受け入れされる事になり移植されました。

松山地方は未だ梅雨入りしておりません、青空をバックにして鑑賞するのが最高に綺麗です。

日本では、宮崎県日南市南郷町が日本で唯一のジャカランダ群生林があり、見頃を迎える5月には、毎年「ジャカランダまつり」が開催され、約1,000本の木に花咲く姿を楽しむことが出来、祭りの会期中は、様々な催し物も行われているそうです。

今年は最高にいい開花をしたそうで、元号も令和に代わりそのお祝いにと最高の花を咲かせたのではないでしょうか。

南側から見た樹姿。

店主さん曰く、葉っぱが出て開花すると暫く花を楽しむ事が出来ますが、花が散り落葉が始まると毎日の掃除が大変だそうです。特に、屋根に落下した花や落葉した葉っぱが雨樋に入り樋が詰まりますのでそれを取り除く作業が大変だそうです。

松山から行くと、重信川の中川原橋を渡り直ぐ左側に画像の看板が見えます。

ジャカランダはこのお店の庭にあります。

伊予郡松前町中川原木下490番地3

オーナーさんにお誘を頂き、店内の応接室を案内して頂きました。
お部屋には色んな美術品が展示してありました。

 

応接室に掲示してありますオーナーさんお気に入りの扁額で、松山で活躍しておられる芸術家の揮毫です。

 

コメント
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