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秋山好古揮毫石碑 愛媛県久万高原町に発見

2012年07月17日 | 伊予松山歴史散策
昨日(7月16日)愛媛県上浮穴郡久万高原町中組に発見された秋山好古揮毫の石碑(神社の注連石・しめいし)の取材である。

秋山好古揮毫の石碑が新たに発見された。50基目の石碑。
所在地は、愛媛県上浮穴郡久万高原町中組にある三社神社の注連石に「御大典記念」を昭和3年11月秋山好古が揮毫している。

今年5月に松山市在中の佐伯 健氏が発見された注連石(しめいし)に秋山好古が揮毫したもので、これで好古揮毫の石碑は全国に50基発見され全て取材完了であり秋山兄弟生誕地に写真と説明書を付けて展示します。

なお、注連石の揮毫依頼は誰が何時秋山好古に依頼したか残念ながら不明である。昨日宮司宅を訪れ揮毫依頼の経緯を伺いたく訪れたが不在であった。後日TELでお聞きしてみる。

註:御大典記念とは、
即位の礼(そくいのれい)は、天皇が天子の位を受け継ぎ、皇位を継承したことを内外に示す儀典であり、即位の礼・大嘗祭と一連の儀式を合わせ御大礼(たいれい)または御大典(たいてん)と称される。
昭和天皇は、昭和3年(1928)11月6日、即位の礼が行われた。


愛媛県上浮穴郡久万高原町中組のある三社神社の注連石に秋山好古が地元の有力者から依頼を受けて「御大典記念」を揮毫した・・建立は昭和3年11月で、昭和天皇が即位の礼儀式を行われた時の記念として・・幟が立っているのは今日(7月17日)この地区の(旧面河村)の夏祭りが開催されるとの由・・注連石の高さ3m70cm


昭和天皇が即位の礼儀式を行われた時の記念「御大典記念」を好古が揮毫した


昭和天皇が即位の礼儀式を行われた昭和3年11月揮毫者・秋山好古謹書とある


愛媛県上浮穴郡久万高原町中組にある三社神社の本殿
三社神社の沿革は、延暦23年(804年-平安時代)6月詔によって、安芸国厳島明神を勧請したという。天正18年(1590年-豊臣秀吉時代)11月三社大明神と号した。元禄3年(1690年-第5代将軍徳川綱吉時代)、安永7年(1778年-第10代将軍徳川家治時代)、明治12年(1879年)三社神社と改称したとある。(愛媛県神社誌による)


三社神社の本殿の中には沢山の絵馬が掲げ展示してあった


三社神社の神紋は、伊予国守護であった河野氏の家紋「折敷に縮三文字」と同じでした


境内の左下には清流「面河川」が流れている・・この水は高知県に入り「仁淀川」となり土佐湾に流れ太平洋に出る・・面河川の上流は西日本最高峰「石鎚山・1982m」である


昨日7月16日午後4時我が家からみた「「石鎚山」で昨日は石鎚山の裏側近くまで行った・・今年の石鎚山、お山開き期間1日~10日まで天候が悪く我が家から雲に隠れ見えなかった
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