EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

松山市久万ノ台 成願寺の「オオムラサキ」

2011年05月13日 | オオムラサキツツジ・大紫躑躅

松山市指定の天然記念物「オオムラサキツツジ・大紫躑躅」
指定は、昭和49年6月14日 
所在は、松山市久万ノ台 成願寺

オオムラサキツツジ「大紫躑躅」の開花は、松山地方では5月の連休頃であるが、今年は桜同様に寒さで開花が遅れている。
成願寺のオオムラサキは、周囲24m、高さ4,1m、愛媛県下で一番大きいと言われている。わが国での栽培は江戸時代から植栽され庭園には欠かせない樹である。
花は、枝の先に紅紫色の大きな漏斗状のものを2~3個付け、5mm程の褐毛に覆われた柄がある。松山地方では、桜の開花後、躑躅が咲きそして皐月が咲く。

今日(5月13日)撮影に行って来た。
オオムラサキの樹勢はかなり弱くなっていて最盛期状態の意気を過ぎ老木化されていた。・・残念。
花付きも少なかった。

この寺には貴重な石燈籠がある。宝永6年(1709年)第5代将軍・徳川綱吉が亡くなられた時、九州の代名、黒田伊勢守が江戸上野寛永寺の尊前に奉献した石燈籠がある。なぜこの寺に在るのか不思議である。

また、成願寺の住職は、アマチュア無線局長でコールサインは、JA5RVY、特にマイクロ波帯(1200MHz~24GHz)の愛好局である。
平成16年6月24日、西日本で始めて5600MHzのレピータを松山地区SHF研究会が開設し、局の常置場所を成願寺に置いた。コールサインは、JH5YCKしかし最近無線機器が故障し、横浜市のマキ電機KKに修理依頼するも部品の調達が困難で修理出来ず、昨年廃局にした。

では、オオムラサキツツジ(大紫躑躅)を見て下さい。


山門を入ると右手にオオムラサキがある。
一時期の勢いはなく、どうも最近老化した枝を切り落としたような気配を感じた。


右上の古い枝、今年は剪定されるかも??花を咲かせているのは新しく成長した枝のように見える。


裏側から撮った。


花は、枝の先に紅紫色の大きな漏斗状のものを2~3個付け、5mm程の褐毛に覆われた柄がある。松山地方では、桜の開花後、躑躅が咲きそして皐月が咲き初夏を迎える。


画像は、平成16年5月5日に撮ったオオムラサキ、この頃から樹勢が弱くなった。


同じく平成16年5月5日撮影。


左の僧侶は、弘法大師さまで、このお寺は真言宗豊山派萬景山成就院成願寺と言う。
総本山大和長谷寺、奈良県桜井市。


宝永6年(1709年)第5代将軍・徳川綱吉が亡くなられた時、九州の代名、黒田伊勢守が江戸上野寛永寺の尊前に奉献した石燈籠がある。なぜこの寺に在るのか不思議である。


石燈篭には徳川家の三つ葉葵が刻印されている。
葵紋は、家康が征夷大将軍となってから権威ある紋として、一般の使用を禁止し一門親藩だけに使用を許した。江戸時代には、将軍家と御三家および親藩の一部が使用した。しかし、一門で本末を区別するためにいろいろな葵紋があった。
伊予松山城天守瓦にも 三つ葉葵の紋が画かれている。


平成16年6月24日、西日本で始めて5600MHzのリピータを松山地区SHF研究会が設置し、局の常置場所を成願寺に置いた。
コールサインは、JH5YCK、しかし最近無線機器が故障し横浜市のマキ電機KKに修理依頼するも部品の調達が困難で修理出来ず、昨年廃局にした。
画像は、無線機器製作をしたマキ電機社長、槇岡さんと、日本アマチュア無線連盟愛媛県支部、松本市部長臨席の下、成願寺庫堂で開局式を行った時の記念写真で各人が手にしているプレートは、コールサインである。


画像、ANTは、JA5RVY局の設備で右側のタワーに5600MHz帯レピターのANTが設置されていた。








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