EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

大洲城紀行

2009年09月03日 | 往年の名車 メグロ
 8月29日に大洲城に行って来ました。
日本100名城、第30番目の紀行です。
大洲市市制施行50周年記念事業として平成14年7月から平成16年8月まで2年の歳月を掛けて復元し同年9月1日から一般公開された。今回は3回目の訪問である。
大洲城天守復元には、難問があり復元起工までに2年をついやした。それは現建築基準法では許可されなかった。現在木造建設は4階建て以上の建物は認められず、国、愛媛県から建築許可が受けられなかった。大洲城天守は、四階、最高さ19.15mの天守である。2年におよぶ折衝で最終的に復元する建物の文化財的価値が高いことなどから、特例として建築が許可された。復元資金は、市民を始め多くの支援者からの寄附で賄われ10万円以上の寄附者には天守内に銅版でご喜捨名を掲示されている。また使用された和釘は、千年の釘師と言われている白鷹 幸伯 (ゆきのり )さんの和釘が使われている。(奈良県法隆寺修復工事、薬師寺復元にも使われている)。
全国で木造復元天守は
白河小峰城天守(福島県白河市・平成3年)
掛川天守(静岡県掛川市・平成6年)
白石城天守(宮城県白石市・平成7年)
大洲城天守(愛媛県大洲市・平成16年)
番外として、宇都宮城・櫓(栃木県宇都宮市・平成20年)

画像は、標高20mの地蔵ヶ岳に平成16年復元された大洲城天守、4層4階層塔型天守で、復元された木造天守の高さが19,15mは日本一である。


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