kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

二番底形成

2024-09-09 06:51:58 | 日記
日経平均はどうやら二番底を付けに行く展開になりそうです。8月5日のザラ場安値は3万1156円
の終値では3万1458円近辺までの下げの可能性は非常に低いでしょうが、3万4000円から5000円
程度までの下げは想定しておくべきです。特に今週は13日がメジャーSQです。需給主導での下
げに拍車がかかる懸念は多そうです。

円高懸念もくすぶり先週の市場の物色の流れは外需株売りの内需株買いでした。小売りセクター
のニトリやイオン、ABCマートの上昇が目立ちました。イオンは10年来高値を更新しました。
一方自動車銘柄や半導体銘柄は相場の足を引っ張りました。今週のこの流れが続く可能性が高そ
うです。

もっともこの水準から小売り銘柄を買うのが良い判断なのかは疑問も残ります。国内消費の足取
りは強くなくお米など食料品価格の上昇で消費者の財布は固くなるかもしれまず、円高で外需銘
柄に手が出しにくい状況での内需銘柄への資金集中はリスクとリターンを考える必要がありそう
です。

現在は生成AIの漠然とした成長期待が修正されている局面です。一時的な変調はあっても半導体
需要が増加する傾向は不変です。あれほど持てはやされたエヌディディア株のここまでの調整は
想定外でした。特に下げの原因が決算で市場予想を下回った訳でもありません。高い期待の修正
場面なのでしょう。

昨年8月がシリコンサイクルの底だったという見方があります。しかし一部の先端分野の好調とは
裏腹にPCやスマホの回復に力強さはないようです。EV市場の減速でこれまで高成長してきたパワー
半導体の先行きも心配されます。ディスコ株の好業績もパワー半導体向けの需要急増が背景にあり
ます。

半導体銘柄の調整が一巡するまで相場の持続的な回復は先送りになりそうです。9月の経験則的に
相場が軟調になりやすい時期のようです。反対に11月以降の上昇確率は高いというのがアノマリー
のようです。投資はある意味我慢比べです。時間を味方につけられる投資家がやはり強いようです。
信用取引のように決められた期限までに購入株式の決済をしなければならない取引で相場の急変時に
冷静な判断が出来るでしょうか。

ここまで調整が深くなると日経平均の高値更新が期待できるとしても来年の春ごろになるかもしれま
せん。春の株高、秋の株安のアノマリーも今後の参考にしなければなりません。年内3万9000円を超え
4万円に近づく場面があれば大健闘というくらいの心構えが必要のようです。

次回の更新は11日を予定しています。

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