どうやら今週いっぱい為替は100円、日経平均は1万6500円程度で上にも
下にも大きく動けない展開が続きそうです。両市場とも26日に予定されて
いるジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演内容に注目しています。
現状では早期利上げ肯定説と否定説が入り乱れ方向感を失っています。
早期利上げ説の根拠は2ヶ月続いた雇用統計の好調があります。FRB高
官のフィッシャー副議長やダドリーNY連銀総裁が早期利上げ発言を繰り
返し利上げに備えるように市場にメッセージを送っています。
一方大統領選前の早期利上げはドル高を誘発し米国景気の悪化懸念や
ドル高による新興国市場の混乱の火種ともなります。大統領選挙前の利
上げはハードルが高いという見方も多いようです。慎重姿勢の目立つイエ
レン議長がジャクソンホールの講演で利上げに対して一歩踏み込んだ発
言は控えるという見方もあります。
9月21日のFOMC前には8月の雇用統計結果発表もあります。結局各種の
経済統計を慎重に見極める。従って講演では早期利上げに対して肯定も
否定もしないということに落ち着くかもしれません。
23日は今まで売込まれていたディフェンシブ銘柄が反発しましたが8月の
東京市場は景気敏感株優勢の展開が続いています。雇用統計の好調さ
から米国の早期利上げ説の高まりから年初から続いていた債券代替とし
てのディフェンシブ銘柄から景気敏感銘柄に資金が流れる展開は世界的
な流れのようです。
その流れが続くのかどうかまずは最初の関門がジャクソンホールでのイ
エレン議長の発言内容のようです。結局多くの投資家がどちらに転ぶか
判断がつかないから目先は為替相場も株式相場も方向感を欠いている
のでしょう。注意しなければならないのは景気敏感株が反発したといって
も欧米と日本では為替の影響が逆だということです。
日本企業の場合四半期決算で想定為替レートを円高方向に見直した企
業は自動車などごく一部です。多くの企業の想定レートは110円程度の
まま据え置かれました。円相場が100円割れから一段と円高に向かわな
くても現状の水準が続くだけで想定レート見直しで業績下方修正を迫られ
る企業が出てくることが予想されます。もう一度売り直される場面がある
ことは頭の隅においておくべきです。
下にも大きく動けない展開が続きそうです。両市場とも26日に予定されて
いるジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演内容に注目しています。
現状では早期利上げ肯定説と否定説が入り乱れ方向感を失っています。
早期利上げ説の根拠は2ヶ月続いた雇用統計の好調があります。FRB高
官のフィッシャー副議長やダドリーNY連銀総裁が早期利上げ発言を繰り
返し利上げに備えるように市場にメッセージを送っています。
一方大統領選前の早期利上げはドル高を誘発し米国景気の悪化懸念や
ドル高による新興国市場の混乱の火種ともなります。大統領選挙前の利
上げはハードルが高いという見方も多いようです。慎重姿勢の目立つイエ
レン議長がジャクソンホールの講演で利上げに対して一歩踏み込んだ発
言は控えるという見方もあります。
9月21日のFOMC前には8月の雇用統計結果発表もあります。結局各種の
経済統計を慎重に見極める。従って講演では早期利上げに対して肯定も
否定もしないということに落ち着くかもしれません。
23日は今まで売込まれていたディフェンシブ銘柄が反発しましたが8月の
東京市場は景気敏感株優勢の展開が続いています。雇用統計の好調さ
から米国の早期利上げ説の高まりから年初から続いていた債券代替とし
てのディフェンシブ銘柄から景気敏感銘柄に資金が流れる展開は世界的
な流れのようです。
その流れが続くのかどうかまずは最初の関門がジャクソンホールでのイ
エレン議長の発言内容のようです。結局多くの投資家がどちらに転ぶか
判断がつかないから目先は為替相場も株式相場も方向感を欠いている
のでしょう。注意しなければならないのは景気敏感株が反発したといって
も欧米と日本では為替の影響が逆だということです。
日本企業の場合四半期決算で想定為替レートを円高方向に見直した企
業は自動車などごく一部です。多くの企業の想定レートは110円程度の
まま据え置かれました。円相場が100円割れから一段と円高に向かわな
くても現状の水準が続くだけで想定レート見直しで業績下方修正を迫られ
る企業が出てくることが予想されます。もう一度売り直される場面がある
ことは頭の隅においておくべきです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます