kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

日米株価指数逆転

2015-01-28 08:47:16 | 日記
円安が一段と進んだ訳でもなくNY市場が小幅高だったにも拘わらずシカゴ
CMEは東京市場を200円弱高く戻ってきました。東京市場が始まったらさらに
続伸して大引けでは299円高い17768円の高値引けでした。この時点で日米
の指数が逆転しました。この逆転現象が今後も継続するのかそれとも一時的
な現象なのか正直判断のつかない状態です。

ボラの高い東京市場の事ですから上げ幅や下げ幅の大きさだけでは相場の
強弱はなかなか判断しづらいところがより事態を複雑にしています。27日の
株価急伸でドル建て日経平均は久しぶりに150ドルを回復しました。円安を
伴わない指数の上昇が続けば本物なのでしょう。

図らずも予想通り月末にかけて上昇してきた東京市場ですが売りか買いか
この水準での判断は難しい局面です。思い起こせば「掉尾の一振」は可能性
大と思われた年末相場では外部環境に大きな変化がなかったにも拘わらず
最後の最後でまさかの失速でした。しかも前回を含めて東京市場は高値水
準から一転急落するという事を幾度も繰り返してきました。18000円に近付け
ば近付くほど警戒心は高まります。

追い風参考記録の18000円では意味がありません。高値更新後の持続力が
問題です。日経平均は昨年の12月以降下値16600円から高値17900円のボッ
クス相場を形成しています。ボックス上限を上抜けるのかそれとも今回もまた
18000円手前が壁になってしまうのか今週から来週にかけてが正念場かもし
れません。

またNY市場の動きも注意しておかなければなりません。そのNY市場は12月
以降それまでにないくらいボラが高くなっています。三桁の値幅での上昇、下落
するケースが本当に多くなっています。それだけ投資家の市場心理が大きく揺
れていることを物語っているのかもしれません。そのNY市場は27日大きく下落
しました。日本株の底力が試される局面に差し掛かったようです。
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