いつぶりだろうかこんなに気持ちよく日本株が上昇したのは。水、木曜日と午後
から大崩だった東京市場でしたが今日は一転午後からはさらに一段と上昇しま
した。終値は1万6958円(前日比941円高)週間ベースでは190円安と年明け以降
3週連続の値下がりでしたが週足チャートでは長い下ひげを引いての陽線で終わ
り当面の底入れを示しています。
来週もまだまだ売り込まれる場面は出てきそうですが底なし沼にはまり込んだよ
うな下げだけは回避できるかもしれません。とても手放しでの安心とは言えない
でしょうが。この3週間ほどの一方的な下げの峠は過ぎたのかもしれません。
しかし個別銘柄では来週から本格化する四半期決算の内容次第では急落する銘
柄で出るでしょう。勿論内容によっては反対に大幅反発する銘柄もあるでしょう。
個別銘柄ではボラの高い展開になりそうだということだけは頭に叩き込んでおいた
ほうが良さそうです。
中国景気懸念や原油安には何らかの政策当局の対策が必要です。既に市場任せ
だけでは安定は望めません。今回の件で中国の産業構造の転換は必要だけれど
市場の動揺を抑える対策とセットでの政策を打ち出さないと世界経済の混乱はまた
起きます。8月と年明け1月の世界的な混乱でそれは証明されました。
また原油価格も消費国には安ければ安いほど良いと悠長なことをいていられなくな
りました。原油安の負の部分が世界の金融市場にこれだけの悪影響を与えることが
分かり産油国と消費国双方とも痛みが大きすぎることを考えなければなりません。
反発のキッカケになったECBの追加緩和報道も時間稼ぎに過ぎません。根本的な
原因が解消されない限り再び市場に混乱をもたらすでしょう。
から大崩だった東京市場でしたが今日は一転午後からはさらに一段と上昇しま
した。終値は1万6958円(前日比941円高)週間ベースでは190円安と年明け以降
3週連続の値下がりでしたが週足チャートでは長い下ひげを引いての陽線で終わ
り当面の底入れを示しています。
来週もまだまだ売り込まれる場面は出てきそうですが底なし沼にはまり込んだよ
うな下げだけは回避できるかもしれません。とても手放しでの安心とは言えない
でしょうが。この3週間ほどの一方的な下げの峠は過ぎたのかもしれません。
しかし個別銘柄では来週から本格化する四半期決算の内容次第では急落する銘
柄で出るでしょう。勿論内容によっては反対に大幅反発する銘柄もあるでしょう。
個別銘柄ではボラの高い展開になりそうだということだけは頭に叩き込んでおいた
ほうが良さそうです。
中国景気懸念や原油安には何らかの政策当局の対策が必要です。既に市場任せ
だけでは安定は望めません。今回の件で中国の産業構造の転換は必要だけれど
市場の動揺を抑える対策とセットでの政策を打ち出さないと世界経済の混乱はまた
起きます。8月と年明け1月の世界的な混乱でそれは証明されました。
また原油価格も消費国には安ければ安いほど良いと悠長なことをいていられなくな
りました。原油安の負の部分が世界の金融市場にこれだけの悪影響を与えることが
分かり産油国と消費国双方とも痛みが大きすぎることを考えなければなりません。
反発のキッカケになったECBの追加緩和報道も時間稼ぎに過ぎません。根本的な
原因が解消されない限り再び市場に混乱をもたらすでしょう。