ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

原発事故5

2011年04月09日 | 原発事故
            
新学期が始り慌てて実施したとしか考えられないが、7日に測定した県内小中学校幼稚園の放射線量が今朝の新聞で公表された。室内も測定しているはずだが、発表はグランドの地上1mと1cmの二ヶ所、矢張り福島市内は平均しても県内では二番目に高い。300m先の第1中学校では市内最高の6.1μSv/hと比較して4.8の四番目の高さで、我が家付近も十分に高い事が想像できる。
昨夕から昼過ぎまで雨が降り続き、これでまた多量の放射線が地上に降り注いだ。こんな時歩きたくなかったが、バスの便もなかったし駐車場も無いので傘をさして徒歩20分、08:00~13:00の線表勤務で30分毎の累積放射線量測定の仕事をして来た。
原発の状況はどう考えても良い方向に向っているとは思えず、政府・保安院、学者先生方の「ただちに・・・」の繰り返しも急場しのぎのマヤカシと疑ってしまう。放射線の放出が続く限り累積放射線量による被爆も・・・夜放送された“クローズアップ現代”で原爆被爆患者の治療をして来た広島の医者が「現在では治療法も確立しているし、2~30年後に発病しても医学は同時に進歩しているので心配ない」と発言したが、予測だけで保証は無いし、次世代を担う成人や子供達が何とも哀れだ。
こんな暗い気持ちの最中にも、不謹慎だが道楽の無線には明るい兆しが見え始めて、High Bandの10mも少しずつ楽しめる様になって来た。4日前AP2MBと10mSSBでQSO、ここパキスタンとは10mでは1989年12月12日にAP2UR以来実に22年ぶりで、この時のQSLも回収出来ていなかったので、今朝出勤途中に先日のDXペデション4A4A(Revillagigedo)とポストに投函した。ただ多くの国では既に原発事故汚染を懸念して日本製品の輸入禁止も始まり、郵便物“Fukushima”が受取り拒否も?何とも心配だ。