ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

絶望!

2009年10月19日 | 男の料理
料理教室で習った今でしか食べられない旬の味“リンゴ(紅玉)の豚肉巻きフライ”今では自分の得意な一品でもある。
孫達も大変好んで食べるのに、我が愚息昨年までは黙って食べていたのに、口にした瞬間「不味い」と言って付け合せのサラダだけ食べて放置してしまった。
気が向いた時だけの週2~3回の夕食限定の主夫業ではあるが、皆に旨い物を食べさせようと食材選びから努力しているのに全く「親の心子知らず」で、婆さんまでも「自分が旨いと思っても他人は違う、鶏肉を食べないのと同じだ」と・・・何とも報われない気持ちで打ちのめされてしまったが、所詮は道楽、孫達の「旨い」と言った時の笑顔を思い浮かべて怒りを抑えた。
正直のところ、これはリンゴの下処理が結構難しく、バター・砂糖・レモン汁・シナモンパウダーを加えて煮るのであるが、リンゴの火の通り具合が硬くもなく、柔らかくもない適度な食感と内部まで味が十分染込む事がポイントで、しかも鍋の位置によりなかなか均等に火が通らないのである。愚息は多分一番柔らかくなってしまった物を、多分咬んだ瞬間に果汁が先にとろーと口に広がってしまったのではなかったかと想像する。この様な食感を旨いと感じる人もいる反面、食感(好み)は千差万別なので難しい。

CD78Jrの障害

2009年10月18日 | アマチュア無線
            
カップラー(周波数整合器)の修理が完了して専任業者の都合も一致したので、あわよくばK4M(Midway Is)80mのラストチャンスに期待を込めて復元工事を実施したが、下心が災いしたのか結果はNGだった。
   
                    
復元後の測定中に「保護色で良く見えなかったが、クロスマウント外側左右のUボルトと絶縁パイプの間に放電破壊された痕があったので若しかして?」と業者から報告があったのでエレメントを撤去してもらい点検した。
降ろして見ると絶縁パイプに親指大の溶けた傷があり、アルミパイプを引き抜くとその面に接する部分にも放電の痕が残り炭化していた。高周波的には導通状態で、これによるミスマッチングでカップラー内のダーオードが飛んだのか、ダイオードが飛んで切替リレー不動作によりミスマッチングを起こして放電溶解したのかは、正にタマゴとニワトリ論争になり、残念ながら根本的な障害の原因は工事や修理を数多く手がけているこの専任業者にも解らないとの事だった。
トラップコイルも点検したがこれは全く正常で、絶縁パイプをメーカーから取寄せて後日交換する事で本日の作業を終了した。

大失態

2009年10月17日 | 手打ち蕎麦打ち
二日前Bホテルで使った粉が北海道幌加内産の新そばと聞いていたので期待していたが、今日の粉は福井産の古米ならぬ古粉とのブレンドだった。
前回、復帰後の初打ちで大きな不安を抱えて望んだ割には身体が覚えていた様子で、予測以上の出来栄えに安堵したが、そんな慢心が今日“罰当たり”として降りかかってしまった。先に“十割”で打っていた人が結構うまく進んでいたので、“十割”はしばらく打っていなかったが、自分もと熱湯を汲んだところで突然不安になり熱湯を捨て“外一(つなぎ粉1割)”にした。こんな心の動揺が勘を狂わせてしまったか、単に未熟なだけなのか、延しの終段にさしかかった時、生地前面に大きなひび割れが数箇所発生してしまい、昨年の“茶そば”以来の二度目の練り直しの大失態を演じてしまった。
魔が差したと云うか、こんな時は不幸が重なるもので、今日はしばらくぶりに自分が被写体になろうとHさんに撮影を頼んだら『カードが入っていません』と警告表示で撮影不能。午前中に幼稚園の物をPCに取込んだのでメモリーカードの戻し忘れだったのだ。従って今日の画像は大失敗の茹で上がりのそば。8年目にしても未だこんな大失敗を犯してしまうそば打ちは、自分の他の道楽には無い難しさと奥深さが益々惹きつけてしまう。

孫との集い

2009年10月17日 | 撮影編集孫専科
   
                    
午前中孫達の通うみその幼稚園恒例の「孫との集い」に招待されて参加して来た。自分達の外孫なのでこれまではこの行事に関わる事はなかったが、今回は先方で都合が悪いと言うので5年目にして初めて参加した。
一時間ほど遊戯室で遊戯や合唱・合奏・新体操などを観た後、各クラスに分かれて孫と一緒におやつをいただきながらふれ合いの一時を過した。里菜のところは婆さんが担当、自分は大翔のところに付いた。ふれ合いの持ち方は各クラス独自の方法で、自分達は孫の自己紹介に続き3分以内で爺・婆の自己紹介と孫自慢の課題が与えられた。突然の事でしかも二番目だったので、ピントハズレかも知れなかったが“恐怖の電話”を話した「幼稚園から帰ると里菜と大翔は交代で週2~3回『車で迎えに来て』と電話をかけて来て、迎えに行くと来年入園予定の竌斗(はやと)まで追いて来て夕方まで爺の家で・・・・爺婆がこんなに慕われているのは嬉しいが、電話のベルが鳴るとアッ恐怖の電話だ!と我が家では何時の間にか嬉しい合言葉になってしまった」と、爆笑を誘ってしまった。参加者の7割ほどは爺婆の二人組だったが、父母のそれぞれの祖父母4人組もあり、遠くは神奈川、山形の酒田・東根、県内ではいわき・郡山・相馬・会津三郷町からも駆けつけていた。
最後には孫の作った粘土細工のプレゼントを直接手渡されたり、幼稚園での生活も垣間見る事が出来て本当に楽しい一時だった。

そば打ち奉仕

2009年10月15日 | 手打ち蕎麦打ち
先月もあったが体調不良で急遽欠席。今日このホテルでは一昨年以来自分では二度目のそば打ち奉仕を会の仲間10人と共に楽しんで来た。
医療関係**科系学会の全国大会うちあげパーテーの一角「新そばコーナー」でわんこソバならぬ“おわんぶっかけそば”150人×2杯分を北海道幌加内産新そば自家製粉を“二八”で打った。会長から自分も打つ事を強く要請されたが、何しろ先月病み上がりから4ヶ月ぶりに復帰したばかりなので硬く固辞した。そして今回もサポーターに専念して“茹で”なども担当した。調理場は厨房では無くパーテー会場に隣接したごく小規模のガスレンジ、シンクも設備された配膳室。家庭用同サイズで深めのシンク2台のうち1台には一昨年同様に排水管故障使用禁止の張り紙がしてあり使えず、釜場から水場までのほぼ12~3mの茹で上げたそばの運搬には再び余計な労力が・・・・今ここでは多分1台あれば不要なのだろうが、もとは必要があって設計したはずなのに、一流ホテルの対応にしてはあまりにもお粗末は素人眼なのだろうか。

CD78JRカップラー故障

2009年10月13日 | アマチュア無線
            
先日FT5GAの80mCWでKeyingした瞬間に【アンテナ異常】が表示されプロテクター動作、故障してしまった。3.80と3.75のポイントはSWR=1.1で全く問題ないが他は全部ダメ。のポイントで設置時にはSWR=1.3(3.505KHz)と何とか我慢の限界も測定するとSWR=5.0でデットポイントが3.495KHzへずれてSWR=2.6。7月末のVK9NIと8月16日のZL6LHまでは何の前兆すら感じなかったが、秋田の友人に「壊れた」と報告したら、彼もお盆過ぎに全く同じ現象でダメになったそうだ。あまりにも偶然過ぎる。彼は自分より4ヶ月後位に使い始めたが、故障箇所は少し異なるものの同一のダイオードだ。①雷帯電②何らかのアクシデントで急激なSWR劣化で高電圧誘起③ダイオードの生産ロット不良、なんて考えてみたがお互いに原因不明。
            
歳と共に高所作業が出来なくなりメンテナンスは以来専属のプロの手で10日に撤去したので、補修部品と計画していた真空管アンプ出力トランスを調達に郡山のパーツセンターヤマトへ行って来た。
料理教室に通っていた頃は何度か訪れていたが、ここは日大工学部他学校や工場関係の御用達かミニ秋葉原と云った感じで、品数が豊富でしかも希望した物が殆ど手に入ってしまう便利な店だ。休日が休業と聞いていたが、残念ながらシャッターが閉まっていた。電車時間の暇つぶしにうすいデパートの本屋へ向ったが、この階フロワー改修工事で休業中のダブルパンチ。何と云う運の悪さと失望しながら3月まで往きつけだったコーヒー屋へむかった。途中でオータムジャンボ宝くじを眼にして、運の悪さを逆手に取って未だかつて当った例の無い宝くじを手にしてしまった。
福島に戻り尾崎電業社へ直行して補修部品のみ購入。帰路突然JN7UKKのT君に逢った。しかもみづほ銀行宝くじ売り場のまん前で、何となくイイ予感?を抱きながらしばし話込んでしまった。しばらく休止していたが近日中に復帰するそうで何と云う朗報!これで全て帳消し、願わくば“お宝の当選”も何て。

芋煮会

2009年10月11日 | アマチュア無線
            
10月10日は福島市祭礼。何故かこの日は昔から99%秋晴れのしかも年間に二日と無い日本晴れに恵まれて来た。神社は時代に同調して数年前から休日に合せてしまい、今年も天気までもシフトして、こんな素晴らしい天候の下で今日は氏神様福島稲荷神社秋の本例大祭だ。子供の頃は何処の家庭でも三日間は祭一色で、遠方から親戚なども集まり宴も盛大に催されていたが、今はそんな光景を眼にする事は出来ない。我が家でも祭の行事は町内会山車連に金一封を差出すだけになってしまった。そんな祭をよそ目に無線仲間は今回8人で恒例の芋煮会を、恒例の安達町JL7OLWさんの裏山で楽しんで来た。
数週間前に増築完了した既存鉄塔より5m高い支線式35mHの鉄塔を眺めながら、こんな無線環境は自分には夢物語で終ってしまった事に、取り返しの出来ない現役時代の心掛けの悪さを再び思い知らされてしまった。
   
                    
   
                    
芋煮の後はほろ酔い気分で通常は栗拾いの開始なのだが、今年は異常気象で一ヶ月も早く9月中旬に終ってしまったそうで、山の恵みは得られず、毎年楽しみにしていたこの山の栗で作る栗ご飯は残念ながら越年となった。そんな楽しみの代償と察しての演出だったら最高殊勲者のJN7TITさん、リックからFT-817を突然取出し釣竿アンテナを架設。7MHzCW/QRPで我々が見守る中JCCコンテストに参加してしまった。さすがにQRP、相手になかなか採ってもらえず苦戦している様子を眺めながら、心地良い電信のリズムカルな受信音を聴きながら浅い睡魔も襲い、時にはこんな遊びもいいかなー?と・・・・・お互いに無線の話も尽きるほど出来たし実に楽しい一日だった。

青葉教室19回目

2009年10月10日 | 手打ち蕎麦打ち
今日から新入生3人を迎えて本年度の後期がスタートした。新入生は先生と先輩講師がお世話したので、今日から2年目に入り課題の“更科”を習得する二人のお世話をした。“更科”は苦手で、これまでは最も得意な“更科のkさん”に頼りきり、その都度お願いしていたが、kさん今日は新入生対応で今回初めて“更科”を担当する羽目になった。基本に変わりは無いのだが、微妙なテクニックの差が、二人の生徒もそして自分も正直お互いに戸惑いもあった様子で、長期の休みも要因で大いに反省した。
この教室前回の9月191日6ヶ月ぶりに復帰していたが、カメラを忘れて18回目は不掲載。

FT5GA終了

2009年10月09日 | アマチュア無線
            
FT5GA(Glorioso Is)が昨日15zに終了したとJAのパイロット局を勤めたJA1ELYさんからメール配信された。今回は通常のペデションとは異なり、軍施設内からの運用と云う制限や機器のトラブル多発で一時は我々の期待には答え切れなかったと思ったが、刻々配信されて来る情報によりJAに対してはむしろ本国フランスやヨーロッパ等よりも好意的に努力してくれた事が伺えた。そんな訳でこの結果は決して満足出来るものでは無かったが、太陽活動期低迷による電波伝搬最悪の中で自分の非力な設備では当然の結果も大善戦、しかも後半からは殆ど望みの無くなった状況下でも最後まで一部のチャンスに賭けた馬鹿さ加減に我ながら二重丸。
            
今日は気が向いた時だけの気まま勝手な主夫業道楽。旬の味今でしか味わえない秋の素材二品を使った中華に挑戦した。鶏もも肉の栗、リンゴ、生椎茸を使って調味料(醤油、酒、砂糖、ラー油、ごま油、生姜、長ネギ)だけの蒸し焼き煮。中華鍋に油少量と生姜の薄切りで十分香りを出して長ネギ斜め薄切り2本分を鍋一面に敷き、ぶつ切りの生もも肉、二つ割りの栗、四つ割り+1/2切りのリンゴ、1/2切りの生椎茸を入れて調味料を加え落し蓋をして中火で7~8分。落し蓋を外して強火で鍋を廻しながら水分が無くなり照りが出るまで炒める。
自分は天敵の鶏を外して試食。程よいリンゴの酸味と栗の香りラー油のピリ辛さが程よく調和して、下戸の自分も思わず酒(ビール)を要求してしまった。家族の評価も掛け値無しの上。

18号台風

2009年10月08日 | その他
超大型の18号台風が13時過ぎに福島市内西方、多分山形県境に沿って吾妻山付近を通過した。
自然災害の少ない福島市でこんな事は10数年に一度の事だが、無線アンテナを大幅に縮小したとは云え、数年前の台風では四国他数ヶ所で鉄塔が折れたり倒れているので自分にとっては一大事。前日の朝本土直撃しかも台風の中心部(台風の目)通過コース内に入ってしまった。アンテナの一部撤去を考え専属業者(若い頃は自分で出来たが今は高所恐怖症)を手配したが、作業着手限界の15時も留守電のままで断念した。以後は一晩中ラジオの台風情報を聴きながら熟睡も出来ずタダ祈るだけだった。
台風の中心が近ずくに従って、中心よりはむしろ暴風圏内の左右外側での被害が甚大で、事実前夜から嵐の前の静けさと思ったほど雨風も弱く、寒冷前線通過時や季節風が吹荒れる時の方がはるかに大きかった。そして12時過ぎには小雨と微風も停止、13時には猪苗代通過と報道されたので、昭和41年夏秋田市内の台風中継現場で初めて体験した台風の目通過を再び体験出来るかと、もうこの時点では不謹慎ながら期待感すら抱いて待ちわびたが、状況は全く異なっていた。秋田の時は猛烈な嵐からごく短時間で嵐が静まり夏の陽炎の如く風の方向から薄日が移動、やがて無風状態の真っ青な晴天になり気温も急激に上昇して、イソップ物語その物だった。そして20分ほどで先程の方向から再び猛烈な嵐が到来した。
しばらく阿武隈山地の東や吾妻山系の西を観察したが曇天状態で、ここ上空には僅かに薄雲が現れて、14時前には再び小雨が降り出し、18時過ぎには季節風程度の風になった。“台風の目”の通過、人生で二度体験は出来なかったが、家族も一番心配した無線鉄塔の被害も無くて本当に安堵した。