ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

絶望!

2009年10月19日 | 男の料理
料理教室で習った今でしか食べられない旬の味“リンゴ(紅玉)の豚肉巻きフライ”今では自分の得意な一品でもある。
孫達も大変好んで食べるのに、我が愚息昨年までは黙って食べていたのに、口にした瞬間「不味い」と言って付け合せのサラダだけ食べて放置してしまった。
気が向いた時だけの週2~3回の夕食限定の主夫業ではあるが、皆に旨い物を食べさせようと食材選びから努力しているのに全く「親の心子知らず」で、婆さんまでも「自分が旨いと思っても他人は違う、鶏肉を食べないのと同じだ」と・・・何とも報われない気持ちで打ちのめされてしまったが、所詮は道楽、孫達の「旨い」と言った時の笑顔を思い浮かべて怒りを抑えた。
正直のところ、これはリンゴの下処理が結構難しく、バター・砂糖・レモン汁・シナモンパウダーを加えて煮るのであるが、リンゴの火の通り具合が硬くもなく、柔らかくもない適度な食感と内部まで味が十分染込む事がポイントで、しかも鍋の位置によりなかなか均等に火が通らないのである。愚息は多分一番柔らかくなってしまった物を、多分咬んだ瞬間に果汁が先にとろーと口に広がってしまったのではなかったかと想像する。この様な食感を旨いと感じる人もいる反面、食感(好み)は千差万別なので難しい。