ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

猪苗代日帰り旅行

2009年10月22日 | その他
近年県内の温泉旅館では日中空き部屋有効活用の送迎バス昼食付温泉入浴の集客が低料金で行われている。そば打ち仲間や無線仲間で4回ほど楽しんでいたが、今日は職場の旧友(OB)会主催のホテルヴィライナワシロ(磐梯はやま温泉)http://www.villa.co.jp/総料理長山際シェフhttp://www.villa.co.jp/prof.htmlの創作料理と温泉を楽しむ会に参加して来た。
秋晴れの好天にも恵まれて、途中の野地峠付近の紅葉は盛りを過ぎた感じだったが、ここ磐梯スキー場付近は今がピークで部屋から見下ろす猪苗代湖の遠景もまた格別だった。
   
            
                    
最近良く耳にする“地産地消”地元でとれる新鮮な産物を地元で消費拡大、料理の先生も一役を担い県内各地へ出向き講演会と調理の指導をして来たと話していたが、このシェフも推進者の一人で特にここでは味に変わりのない規格外、例えばキュウリなら曲がった物で出荷出来ない物や捨ててしまう物を有効活用して美味しい料理を提供しいるそうだ。更に産地へ出向き講演と料理の指導をしたり、またここではそんな食材を使って料理体験やホテル直営農場では都会からの修学旅行生の収穫体験と料理体験なども積極的に受け入れているそうだ。そんな話を聞くと直ちに“地産地消”の話題でこのシェフがローカルTVに再三登場していたのを思い出した。
以前は宴会場の舞台だった云う調理場の料理の技を目視して、調理の方法や食材の説明を受けながらアッと云う間の2時間、ワインと共にフランス料理を中心に“地産地消”の8品を堪能した。中でもこれは旨い!と感激した初めて食べたマコモ茸http://www.nikkoseed.co.jp/makomo/makomo.htm「マコモ茸の味噌漬・きんぴら・天婦羅」だった。減反した水田の転作栽培も各地に推進しているそうで、あるいは近々農産物直売所で、自分で調理出来る日もま近ではないかとも思われた。
            
原釜漁港で水揚げされた「スズキのポワレ タップナードソース」過日TV料理番組に度々登場するフランス料理の片岡シェフがこの場で講演会をした時に調理した物を再現した品だそうだ。『焼き面の皮がパリッと香ばしくて満足頂けるでしょう』と説明されたが、予め焼き終えてオーブンから出して盛り付けされたので、残念ながら説明とは裏腹に皮面はビシャット既に萎れていてその食感と香りを味わう事は不可能だったが、ソースはとても美味しくかった。