ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

製粉

2009年12月14日 | 手打ち蕎麦打ち
福島手打ちそば研究会月二回の例会では発足当事から一貫して全国各地の生産者から直接玄そばを購入、月水金の三日間に自家製粉した物を使用している。製粉は会長のIさんと副会長のSさんが専従で実施しているが、今年の年越しそばの製粉はI,Sさんの負担を少しでも軽減しようと会員も交代でお手伝いする事になった。製粉量は玄そば60Kgを7日から開始したが、当日は急用で参加出来ず11日と昨日H,Tさんと3人で製粉作業をして来た。製粉はそば打ち以上に難しく、生産地、品質等その都度微妙に異なるコンデションを感で把握しながらの作業らしく、自分達は“玄そばみがき機”“玄そば石抜機”“電動石臼製粉機”三種類の機器を指示通りに操作するだけで、しかもミスの無いように進めるのが精一杯だった。作業には予想以上の時間を要して、玄そば磨き1Kgに約3分を4~5回、石臼挽き1Kg約25分を2回×60Kgに当然+αが加算され大変な作業量になる。玄そばの名品も製粉次第でタダのそばになってしまうと云うから、我々会員に美味いそば粉を提供しようと探求を継続するI,Sさんには改めて感謝。