錫VS真空

2016-08-23 15:57:22 | 塾あれこれ
『澄んだ空 誰に聞いてもまだ夏じゃ』


以前は錫のビールジョッキがお気に入りでした。

近年、真空層を持つジョッキに変えています。
温度がなかなか変化しないのです。
私のようにちびちび飲むタイプにはぴったり。

錫はオクラ入り寸前でした。

TVで錫加工をしていたので、久しぶりにジョッキを
替えてみました。

思うより低温を維持します。

何よりビールが美味い。

これも使うべきでした。

『ヱビスでしょ、錫のジョッキで柔らかに』


日本酒を燗するチロリが我が家にはありません。
これも錫が一番。

でも高価で手が出ません、そんなには呑まないし。

こけし、って言ったでしょうか。
天麩羅専門の店。

八丁堀のほうにありました。

ここがスズのチロリでした。
銚子も錫。

もちろん飛びきりに良い燗でしたよ。

似合わぬ和服

2016-08-23 14:08:38 | 塾あれこれ
大学入試に合格したとき親がブレザーを
買ってくれました。

しつこいですが我が家は貧しい家で
かつオヤジが働ける体ではありませんでしたから
それなりに思いきった出費です。

私は学生服で構わないと言いましたが
「それだけでは済まない」と。
・・確かにそうでしたね。


靴も誂えてもらいました。
広島駅近くの職人さんの靴で、さすがに良い靴
でしたね。

ま、金が掛かることではありました。


その秋には和服も。
近づく正月向けでもあったのでしょう。

実際、友達で集まり、何もすることなく
ぶらぶらと歩いているだけのこと。
それでも正月向けの恰好ではありました。

ただ、ふだん着なれていないものですから
とてもぎこちなかったのを覚えています。

少しでも着続けていればよかった、と今は思います。
今となっては、手遅れ。
手遅れ中の手遅れ、です。

若いころと違い友達と一緒に集まる事もないし
同窓会みたいなのは御免だし。
和服で御洒落っちゅーことがありません。

よってたとえ和服に慣れていても着てゆくことが
ないでしょう。
家ででも悪くはないのですが、パジャマのほうが
気楽(自堕落?)で宜しいかな。

長い間をかけて和服の着こなしをする、それは
財産ですね。

「それが何か」と言われそうですが。


某有名な女性が和服を着ておいででした。
雨がしきりに降っていて大変そう。

私には着こなせていないように見えました。

手をぶらぶらさせて立っている姿は
トシくった幼稚園児のようでしたね。

着こなせないものなら止めろよな。
あるいは、日ごろから着ておいでなさい。
20歳の子なら初々しくて良いけれど、ね。