日ましに

2016-08-07 16:24:00 | 塾あれこれ
このところ暑い日が続きます。

夜、寝室に行き「わ!今日は暑いな」
その翌日「今日の方がもっと暑いや」
そのまた翌日「ええ、何て暑いんだろ」
・・きりがありません。

貧乏人は耐えるしかない、ようです。


ひとっ風呂浴びたいですね。
不思議なもので、暑いのにあつい風呂が
思い浮かびます。

昼さがりに開く銭湯も良いものです。
まだ客も少なく、桶がコーンと鳴る音の良い事。


昔は家に風呂があるというのは贅沢でした。
そこから現在への急速な家庭風呂の普及は
日本経済の様子を反映させていますね。

あおりを食ったのは銭湯。
随分と少なくなってしまいました。

尾道は東京と違い、変化が遅れてきます。

銭湯の湯が濾過されて綺麗になったのは
私が小3くらいだったですかね。

それまでは温泉のような不透明な湯に
皆、浸かっていました。
湯の表面から30㎝も下がればもう見えません。

タオルなどを落としたら探すのが大変でした。
足裏で探るのですから。


それがある日、湯が透明なのです。
「こんなのアリ?!」

世の中が爆発的に変わっちゃった。

そして次第に持家が増え、家庭に風呂が。
五右衛門風呂が多かったでしょうね。

板を湯船に踏んで入るバランスが子供には
難しかった。
鉄の釜は熱いこともありましたしね。

銭湯は大っぴらに遊べるので子供向きでした。
長湯をしすぎて湯あたりもよくしました。


しかし、湯ってのは良いものでしたね。