『軍師官兵衛』

2014-01-07 09:23:53 | 見る
少し遅めの感想になりました。

まあ、普通というところでしょうか。
大河らしく、可もなく不可とまではいかず。

前『八重の桜』の出だしよりは無難です。

『八重』は結局、脚本も演出もカメラも駄目でしたね。
俳優さんが可哀そう。
応援した東北の方々もたぶん落胆が大きかったのでは?


さて『官兵衛』ですが
手慣れた世界ですから無難にこなせるのでしょう。
逆にインパクトがないのは、たぶんこのままずっと、
という予感がしますね。

大河の欠点も十分に備えているようです。
演出は相変わらずリアルではありません。
私なら、の突っこみどころは多々ありそうですが、
もう相手にするほうが疲れますね。

ストーリーの進め方も陳腐かつ大仰だし。

表に出る部分だけでは説得力がありません。
こんな子供だった、という挿話だけでは物足りんのじゃ。


予算が無いのは、近年仕方がないところでしょう。
だったらそれなりの工夫が欲しいね。

兵士の人数が少ないならばカメラワークを工夫するとか
もろ「ははあ、ここは5人ですか」と見えちゃうのは
TV画面が大きくなった現在じゃ拙いんじゃないの?

黒澤明が「全部を写すな」と言いましたね。あれです。


今の処、俳優さんも小粒ですね。

カミサンは鶴ちゃんや竹中が大嫌いだし
(私も、わざとらしさを上手いと思っている神経が・・)

そのうえ、私は主人公の岡田さんとNEWS・ZERO
の村尾さんの区別もつかないありさま。

柴田パパはいつまでたってもオネエっぽいしねー。