「出来る子」を集めたら「勝ち」?

2006-08-23 11:29:02 | 学習塾って?
昨日思いきりデカイことを言ってしまって、あと
「困ったな~」

時々は「塾と言うものは」なんて話も書いてみます。
どう考えても私の手には負えないのですが。

塾といっても学習塾ですね。
①進学・受験請負型
②補習型
に大別されますが
③折衷型もありえます。私のところはこれ。
(というより、いずれにも属さないツモリ)

大規模な塾では習熟度別にクラス編成をしていますので
看板は①で経営実態は③なんてのもある。

こんな話、面白くないですね。
やはり私には向いてないか(早い白旗です?)

では気を取り直して
「塾って効果あるの?」くらいから始めましょうか。

私が言うまでもなく、皆さんご存知のように
役に立たないこともあります。
ただ大きく捉えると、役に立つことが多いでしょうね。
まったくダメなら淘汰され消滅しているでしょうから。

皆が行くから、塾に行くという時代もありました。
これも、行かないと差がつく、からと考えると
塾通いには効果があるということになります。

最近は社会の格差拡大の一端を担っているとも言われます。
お金持ちでないと偏差値の高い学校へ行けない。
皮肉ながらこれも塾の力を認めていただいている!

更に、一部の「脚光を浴びている」公立の進学校は
あきらかに塾や予備校の進め方を研究し導入しており
これも、かなりの「評価」を頂いていることになります。

文科省などもシブシブながら塾のとりこみを計るため
一定の認知を与えてきております。

ただ、月謝だけ払って損した、という話も聞きます。
(私のところでなければ良いのですが・・・)

先生と生徒との間に、相性がありますね。
塾も同じです。
適切なときに自分に合う塾へ行けば大丈夫です。
受験対策なら、多少合わない塾でもたぶん何とかセーフ。

それをA塾かB塾か、と選択するのは難しい。
同じ時間では一人の人間は一つの塾にしか行けないの
で比較検討ができないのですね。
Aに行って伸びた生徒、Bでも伸びたかもしれない。
Bならもっと伸びたかもしれない。もちろん
Aの方がよかったかもしれないとも言えます。

ある程度の比較はできるでしょう。
でも商品のようにキチンとは比べられないのですね。

で、結局「合格者数、規模、CM、評判」などが判断
材料になるのです。
進学塾はここが勝負です。

ジツは受験では「通る子は通る」のです。
AでもBでもほぼ通ります。
それで「出来る子」をどうゲットするか、だけが
大きな課題になるのです。
生徒を連れて逃げ、別の塾を作るなんてことまでありますね。

学校でも同じですね。
いかに「出来る子」に来てもらうかで躍起です。
偏差値を上げるウラワザとかも使ったり、ね。

だから「伸び率」に注目ですか?
似たり寄ったりですよ。
伸び率のよさそうなところを集めれば勝ち。

そんな分かりきったことは関係ないという声が
聞こえてきそうです。
勝ち組みへの可能性を求めて、合格すれば良い、
評論家の綺麗言はウンザリ、受験勉強の弊害など
十分承知しているがリスクを冒す価値はあるチャレンジ
なのだ、と。
今の日本はこうなっちゃった。

時間ギレです。続きは明日。
字を大きくしてみました。落ち着かないですね。