おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

ハチク

2015-05-26 21:03:17 | 食・レシピ

【今日の タケノコ】

現場の帰りに、道端の無人販売でハチクの筍を買ってきた。5本で250円

ワシの住む漁村市では「ハチコ」または「ハチコウ」と呼ぶ。主人の帰りを駅で待つ感心な犬と同じ発音。

標準的には「ハチク」が正解らしい。中国原産で「淡竹」と書くが、「呉竹(クレタケ)」「唐竹(からたけ)」とも。

材が硬いので、茶筅(抹茶を溶かす、ほら、髭剃りに使う刷毛のようなもん)(ちゃせん)や傘の骨、提灯の骨などに使われるそうだ。

筍はアクが無いので、モウソウチクの様に灰汁取りはしないで、そのまま食用になるのである。

まるでワシのようだ。アクが無く、材は堅い、色々なものに使われる。正倉院の笙、筆、竹ざお、尺八など。

 

昨日買ったのだが、さっそく今朝の味噌汁、煮物。

昼の弁当のおかずにもいろいろと入っていた。季節を感じながら食べました。

皮付きのまま焼いて、味噌をつけて食べるのも良いそうだ。

この場合も皮は剥くのだよ。

 

【ハチクの勢い】

ハチクは1日に10cm以上も成長することから、勢いがある事を指す言葉。とネットに書いてある。

しかしこれは誤り。

本当は

竹を割る時、初めの節を割ればあとは簡単に裂けるのでいう。勢いが激しくとどめがたいさま。また、その勢い。【破竹の勢い】

             広辞林 第六版 三省堂 調べ

このようにインターネットは間違った内容を載せることも多い。気をつけよう。

 

◆孔子は紀元前479年死去したが、その弟子たちによってまとめられた『論語』の中で言っている。

『インターネットは本当の事も嘘の事もある、うっかり信じてはいけない』と

これは勿論ウソです。