おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

レコード屋

2015-05-10 18:59:38 | 日記

【今日の 隔世の感】

文章は、書く人の年齢を表すという。

どうせ前期高齢者まぢかなワシですよ。どうせ『レコード屋』ですよ。なにか?文句ある?

なにせワシの半生はレコード、それも331/3回転のLPと、45回転のドーナツ盤で育ってますから。

CDなんてものは音がインチキ臭せえや。

 

突然チャイコフスキーのバイオリン協奏曲第1番を聞きたくなった。だから図書館で探してアイザック・スターン演奏のと

五嶋みどり演奏の2枚を借りて聴いた。      いいねえ♥

 

ついでにコピーするかとPCにインストールしたがこれがダメ。

何度やってもコピーできない。鍵のアイコンが付いてしまう。個人として楽しむのにもコピーはダメかい。

仕方がないので、もう何年も行っていない市内のレコード屋に買いに行った。

ところが・・・・・

幼少の頃は、あれほど繁盛していたレコード屋が、今はトレーディングカードとか言うわけのわからんモンと、映画のDVDと

ゲームソフト売り場で大半を占めちまっていた。

レコードいや、CDはほんのわずか。だからジャズもグループサウンズもクラシックも全然なし。

一応棚にはCDサイズの名札が納まってはいるが、名札だけ。ズラズラと並んでいる。

欲しいものがあれば取り寄せると書いてある。

どうする?アマゾンに注文すれば下手をすればその日に届く世の中だ。

 

学生・生徒の頃は友人たちと店に溜まって視聴したり(金がないから聞くだけな)LPの、あの大きいジャケットの写真を見たりして過ごしたもんだが

世の中あまりに変ってしまったわい。

 

トレーディングカードのやり取りをしているのであろうと思われる『若い衆』のざわめきを聞きながら

ワシは浦島太郎の気持ちになった。

これならブックオフの方が品数は揃っているぞと行ってみれば

CDたくさんあるにはあるけれど、クラシックは一枚も無し。

 

ふと気が付くと、ワシは髪の毛が白くなり立派な白髭も生えてきた。      (ウソ)