野田市長 根本崇

【今日の　先達】

ゴミ収集車による人身事故が増えているそうだ
都内では昨年８件８人死亡
直接の事故原因は運転手の確認不足。安全確認をおこたりバックしての事故や
一方通行を逆走する収集車が後を絶たないという。

この事故の背景には「過酷な労働環境があるという。
産廃の収集は競争が激化し、そのため人員削減や賃下げが繰り返されている。
非正規雇用が多いうえに、１人で短時間に大量の収集をしなければならなくなっているからだという。

そもそも、国や自治体が公共サービスを民間業者に委託することが今「はやり」となっていて
入札で安い業者に委託するからだと思う。

安ければ安いほど、請け負った業者は労働者に過酷な条件を押し付け、その結果
働いても働いても一向に生活が楽にならないといった、いわゆる「ワーキングプア」を生み出しているのである。
下手をすると生活保護の方が収入が多いという「逆転現象」もそこいらで起きている。

そこで千葉県野田市
公共サービスに携わる人たちの賃金を底上げしてワーキングプアを無くす、「公契約条例」を２００９年に作った。
これは国の労務単価や市の用務員の初任給を基準に市長が最低賃金を決める。
民間企業に委託する「公契約」に関して賃金などの労働条件が一定以上でないと契約をしない。

詳しくは『野田市公契約条例』で検索
http://www.komu-rokyo.jp/campaign/case/index.html

これで野田市は、市の委託で清掃業務に従事する労働者の時給が、県の最低賃金から約１００円上昇したそうである。
違反が見つかれば市長は業者に是正措置を命じることができるということだ。

川崎市、多摩市、相模原市で同様な条例が後に続いている。

自分のできる範囲で世の中を良くしていこうという努力。根本さん立派です。

新東名を西へ

【今日の　新し物好き】

舘山寺温泉に一泊してきた。
このため新しい高速を走ることにした。

家から漁村ＩＣ取り付け道路を素通りして、国道１号をこれもまた素通りし、国道ＢＰをくぐると
すぐに高速の取り付け道がある。



この取り付け道路自体が高速道路みたいな規格で出来ていて、すでに心は新東名
高山市から高速の飛騨清美ＩＣへ入る時のようである。
高速に用事のない車は、上の写真の箇所で左車線へ向かわないと、すんなり新東名へ入ってしまう。気を付けよう。



ＩＣの料金ブースは特に代わり映えのない普通のもの、遠くにこれから走る高速本線が見える。
ここからはかなり高度差があるが、実際にはランプの勾配が緩いので、難なく本線に流入する。全く流入のストレスなし。
こういうのを良い設計という。






せっかく片側３車線で造ったトンネルで、舗装もしっかり３車線プラス余裕の路肩であるが、２車線にして三角コーンで規制している。
もったいない。
トンネル内は明るくて前照灯の必要がないほどである。前方５０ｍが明瞭に見えるので消灯のままでよいのではないかと思う。
交通目付に尋ねたら点灯するようにと指導されるだろうが。

片側３車線のところもかなりあり（ＩＣ付近は３車線になってる）
ワシはほとんど２車線で暫定開通と思っていたが認識不足であった。



遠州森町ＰＡの写真
ウイークデイのせいか人はまばら



トイレの手洗いは、写真のように２つおきに風で水分を吹き飛ばす機械（なんちゅう名前？）がある。こんな贅沢な設計は世界中でもあまりないかも。



浜松ＳＡはこんな日の午前中だというのに乗用車スペースは満車。貨物用駐車場（建物の裏側）へ車を入れる。

お土産のところといわず、どこもかしこも人であふれている。ジジババばっかりだった。



ワシの通った時だけかもしれないが、全般的に車両が少なく余裕を持って走れた。余裕があるせいかそんなにスピードを出して追い抜いて行く車もなく、ぎすぎすした感じがない。

帰りは旧東名を利用した。気のせいか交通量が少なく感じたが
相変わらずマナーの悪い車が多い。

大型貨物同士の追い越しさえなければどこも快適な道なのだが。
大型８０ｋｍ制限だから、追い越しも完全に規制できれば２車線で旧東名も十分快適だが・・・・

真北測定器

【今日の　すぐれ？もの】

真北の測定が出来る器具



ところでワシらは北の方角は磁石ですぐにわかると思っているが
方位磁石でわかる北は「磁北」（じほく）である。
この何やら複雑な器具で測るのは「真北」（しんほく、しんぽく）である。

磁北は真北と少しズレがあって、このズレを磁気偏角という。
この偏角は日本各地でおよそ3°～9°の差があるのだ。（札幌で9.2°、東京で7°、那覇で4.1°）
ワシの住む漁村市付近は約６度のずれがある。



現在の磁北の極点はカナダの北（北緯：78°、西経98°）のあたりに存在するそうだ。この磁北点は年を経るごとに徐々にずれている、と地学の時間に勉強したが覚えているか？

日本から見て磁北点は北極の東にあるため、方位磁針のN極が東側に傾きそうだが、実は東側ではなく西側に傾いている。
というのは、地球上の磁力線（ＮからＳに向かう磁気の力）は、全てが磁極方向へ直線に向いているというわけではなく、地域的に西向きになったり東向きになっているからなのだそうだ。日本付近では西向き（西偏角）となっているため、方位磁針のN極は西向きに傾く、だって。



ややこしい話はそれぐらいにして
この器具の値段はなんと６８，２５０円もする。
ぱっと見、複雑そうだが反面単純な日時計のようでもあるな

バーニアまでついていてかなり操作が難しそうだが、この器具を買う人がいるのかねえ

建築士が日陰図を描くのに使うか？・・・・・・・・・使わないと思う。

祝 第二東海自動車道一部開通

【今日の　祝いごと】

新東名（第二東名）が開通

タイトルにもあるが、法律上の名称は第二東海自動車道横浜名古屋線であるぞ

開通の目標日程については、だいぶ前倒しをして今日めでたく４月１４日１５時になったのだ



道路の区分としては、地方部の道路で、高速自動車道および自動車専用道なので「第１種」。計画交通量は日あたり３０，０００台以上なので「第一級」。つまり「１種・１級」の道路である。

この場合の政令上の設計速度は１２０ｋｍであるが実際には１４０ｋｍを設計の念頭にしている。ワシの記憶では制限速度１３０ｋｍで規制することを前提として作った道路である。
だからワシは１３０ｋｍで走れるものとずっと考えていたが、開通間近の検討会で、なにやらいつも保守的な部署が事故の多発を恐れ、今まで通りの１００ｋｍを主張したという。
そりゃあ１３０ｋｍで走らせるよりも１００ｋｍで走らせた方が事故が少なくて、規制や事故処理などやる方は楽であるけれども。

名神・東名高速道路を作った時の１００ｋｍ制限を決定した時のことを思えば、当時の自動車の性能に比べて現代の自動車の性能には格段の差があるし、安全性も飛躍的に増していると思う。軽四などは全く違う車になっている。
昔の関係者は偉かったと思うよ。おかげで経済が発展して今のこの世の中ができたのだものなあ。

新しいことにチャレンジする気概が無くなってきている感じがする。

１３０ｋｍで安全に走れる車があり、そのつもりで設計施工した道路なのに宝の持ち腐れだ。

１００ｋｍ以上の速度を出す車が増えて、かえって規制が大変になるとここで断言しておく。

数か月もしたら、新東名でスピード違反が多発というニュースが紙面をにぎわすよ。



前線片側３車線と思っていたが、これも１部を除き２車線だ。

国民を守る素早い対応

【今日の　速報】

北がミサイルを発射したのが今日の朝７時３８分ごろ

ワシが、いつもは見ない「くだらない民放のニュースショー」を見ていたのが８時１０分ごろである。

突然テロップが入り「７時３８分ごろ北がミサイルを発射したとの情報がある」。次いでその番組は「くだらんショー」の中断をして速報番組に変わった。

こんな時はＮＨＫが１番だとばかりに素早くチャンネルを変えたが、やっていたのは朝の連続テレビドラマ「梅ちゃん先生」　　　　のんきだよＮＨＫも。

おい、どないなってんのやと他のチャンネルを回したが、あと一局のほかは通常の番組であった。

再び元のチャンネルに戻って情報を集めていたが「明確でない」情報の繰り返しである。

本当ならばミサイルのことだから、発射して３０分もたっていればとっくに日本の領空は通り過ぎてしまっているのだ。なんで分らないのだろうと心配をしていた。

８時３０分ごろにやっと幕府の防衛奉行が会見をした「発射したらしいが幕府は確認をしていない、今確認中である」

韓国もアメリカもそれぞれの幕府は状況を公式にコメントしていたが、日本の幕府はどうも確認の方が先だと判断したらしい。

おいおい、ことは鉄砲玉みたいに早いミサイルのことだぜ、確認を優先するよりも国民に未確定と言ってでも発射情報を発表すべきではないか？間違ったら困るという「幕府の身の安全」を優先してちゃあ市民が死ぬぜ。

ガセでも瞬時に出すべき情報だと思う。Ｊアラートだかという即時通報システムの練習をやっていたではないかいな。


ワシはここで予言する。きっと幕府の優柔不断ぶりがまたもや問題になるぜ。

お断り：ＴＶを見ながらこんな不満を持ったのでその時の画面を撮影するのを忘れちまった。