【今日の 初めて知った】
6月16日号で、椰子の実(ココナッツ)を買っていろいろなことを研究したことを話したが、
その時に書かなかったことがある。
それは、これだ。
今日はココナッツで作るというナタデココの話をしようと思う。
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ナタデココは、ゼリーとも寒天ともこんにゃくとも異なるシコシコ、クニャクニャ、その食感が好きで、たまに食べたくなる。
この機会にココナッツから作るという、おいしいナタデココを作ってみんとてするなり(相変わらず土佐日記)と思ったが、
作り方を調べてみると・・・・・
何のことは無い簡単そうだ。
ココナッツの内部の水、つまりココナッツを割ると最初に出てくる水である、これに「ナタ菌」を加えて2週間ほど発酵させると
表面にこんにゃくともゼリーともいうような層が出来る。
それを煮て切り出すと出来上がりだそうだ。
なっ!簡単だろ。
ワシも作ってみるかしん。
ところがそうは問屋が卸さねえ。
この「ナタ菌」」が曲者なのだよお立ち合い!
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ナタデココを最初に作ったのはフィリピンだそうだ。そして
これは国の宝だと(言ったか知らんが)フィリッピン政府は「ナタ菌」の国外持ち出しを禁じたそうだ。
ナタ菌+ココナッツウォーター+水+砂糖+酢酸=ナタデココ
ナタ菌はアセトバクタ―・キシリナムと言う酢酸菌である。
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だからわが国で売って儲けようという国は、フィリピンから買うしかないのだ
ブログ用に買ってきたこのナタデココ。
ちなみにナタデココとはスペイン語だそうだ。
意味は「ナタ」が表面に張った膜。「ココ」がココナッツ
ナタ・デ・ココなんだよ。
サクランボで有名な山形県東根市の「和歌山産業㈱」製造の原材料名ナタデココの欄は、外国製造としか表記が無い。ウーム。
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で、ネットをググると、作ろうとしても作れない失敗した記事のページだらけだ。
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ナタデココの成分は何かというと99%がただの水で、残りの1%が食物繊維だって。
その食物繊維を微生物セルロース(バクテリアセルロース)と言って、薄型ディスプレーの材料になるんと違う?と研究している学者がいるのだと。
美味しいナタデココにも、よっく調べてみるとこんなヒミツがあったのだ。
では「いただきまーす」。