おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

ナタデココのヒミツとは

2021-06-27 14:43:01 | 食・レシピ

【今日の 初めて知った】

6月16日号で、椰子の実(ココナッツ)を買っていろいろなことを研究したことを話したが、

その時に書かなかったことがある。

それは、これだ。

今日はココナッツで作るというナタデココの話をしようと思う。

ナタデココは、ゼリーとも寒天ともこんにゃくとも異なるシコシコ、クニャクニャ、その食感が好きで、たまに食べたくなる。

この機会にココナッツから作るという、おいしいナタデココを作ってみんとてするなり(相変わらず土佐日記)と思ったが、

作り方を調べてみると・・・・・

 

何のことは無い簡単そうだ。

ココナッツの内部の水、つまりココナッツを割ると最初に出てくる水である、これに「ナタ菌」を加えて2週間ほど発酵させると

表面にこんにゃくともゼリーともいうような層が出来る。

それを煮て切り出すと出来上がりだそうだ。

なっ!簡単だろ。

ワシも作ってみるかしん。

 

ところがそうは問屋が卸さねえ。

この「ナタ菌」」が曲者なのだよお立ち合い!

ナタデココを最初に作ったのはフィリピンだそうだ。そして

これは国の宝だと(言ったか知らんが)フィリッピン政府は「ナタ菌」の国外持ち出しを禁じたそうだ。

ナタ菌+ココナッツウォーター+水+砂糖+酢酸=ナタデココ

ナタ菌はアセトバクタ―・キシリナムと言う酢酸菌である。

だからわが国で売って儲けようという国は、フィリピンから買うしかないのだ

ブログ用に買ってきたこのナタデココ。

ちなみにナタデココとはスペイン語だそうだ。

意味は「ナタ」が表面に張った膜。「ココ」がココナッツ

ナタ・デ・ココなんだよ。

サクランボで有名な山形県東根市の「和歌山産業㈱」製造の原材料名ナタデココの欄は、外国製造としか表記が無い。ウーム。

で、ネットをググると、作ろうとしても作れない失敗した記事のページだらけだ。

ナタデココの成分は何かというと99%がただの水で、残りの1%が食物繊維だって。

その食物繊維を微生物セルロース(バクテリアセルロース)と言って、薄型ディスプレーの材料になるんと違う?と研究している学者がいるのだと。

美味しいナタデココにも、よっく調べてみるとこんなヒミツがあったのだ。

 

では「いただきまーす」。

 

 

 


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