【今日の ここまで客に媚びるんかい】
〇〇円から頂戴しました。とか、こちらコーヒーになります。など近頃は丁寧過ぎて「おめえそれは日本語間違ってるだろう」とツッコミを(これも近頃の言葉かも)入れたくなるヤング(言葉が古い?)が増えているが。
先日のこのニュースはどうだ。
朝日新聞11月21日第33面のこの記事。
つくばエキスプレスの普通列車、秋葉原発守谷行きが千葉県南流山駅を定刻よりも20秒早く出発していたという。
定刻は9時44分40秒だったが、それを44分20秒に出発してしまった。確かに20秒早く出たことになるが・・・・・
それがどうした?
時刻表の記載は9時44分発なのに・・・・
44分なら、どおってこたあねえじゃん↑ ぴったりじゃん↑。
会社のホームページに「大変ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」の謝罪文だとさ。
◆
そりゃ大変だ、迷惑をこうむった客が大勢いただろう、お詫びは当然だ。と言う人、手を挙げて。
たったの20秒だぞ。ええじゃんねえ、言われなければ誰んれも気付かないもんねえ。
「紙面には『驚く海外』」とあったが、あの謹厳実直なドイツでさえこんなこたあしないだろう。
毎日お詫びしていなけりゃならねえな。
◆
モンスターペアレントだの、モンスターなんとかだの、消費者が強くなりすぎてる傾向があると思うよ。
で、会社側も早く謝っちまおう、というわけだ。
「お客様は神様です」と言った三波春夫はこういう風潮の社会になるとは夢にも思わんべ。
それにしても、つくばエキスプレスはやり過ぎだ。