【今日の 明日は えびす講】
11月は神無月と言って、日本全国の八百万(やおよろず)の神々が会議があるために出雲に出張する。だから出雲以外は神無月ね。
さて、神がいなくなった神無月に何で「えびす講」なのか。
実は、えびす様だけは留守番だそうな。
えびす様は商売の神様だと思っていたが、そうでは無くて農業は五穀豊穣を、漁業は大漁をつかさどっておられるそうである。
大昔は物々交換な社会で、商業はちと時代が違うのだが・・・・・・まあいいか。
神様関係については、勉強不足でワシはちと分からぬものだから。
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今朝のスーパーマーケットのチラシに、えびす講だから鯛が安いとあった。
えびす講には鯛を腹合わせに2匹重ねて藁で吊るす。これを「掛魚(かけうお)」と言うそうだ。
あーん、だからだな。死んだオヤジが「かけうお かけうお」と、この時期にはしきりに言ってたのを思い出した。
チラシを見ていて急に「鯛めし」が食べたくなった。今夜食おうぜ。
レンコダイ2匹、キダイが正式名称。
面倒な鱗を取ったら腹を開いてきれいに水洗い、水分を拭き取って、焼く。
この時生焼けだと生臭い飯になるそうなので、しっかりと焼くのが肝心だそうだ。その後
米と一緒に炊く、醤油とみりんと酒と針しょうがと昆布、あと塩も。
炊きあがり
鯛をお釜から出して骨を取る。これが結構面倒
はい骨だけになりました。
ワシャ老眼風だから大変なのだ。実に「骨を折る」。
取った身の方を釜に戻して混ぜ合わせる。
実は炊いたのは連れ合い。
ワシは開いたのと骨取りをしただけ。 鯛めしうまい。
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鯛の腹の中から出てきました。
これ
ワシが思うにこれはオオグソクムシの赤ちゃん。
君がどう思うかは知ったこっちゃないが「とってもかわいい」
色々な角度で撮影した。
鯛はなんでも食べると言うけれど こんなん出たのは初めてだわ。鯛のヤツ丸飲みしたのだ。
念のため「オオ グソクムシ」グソクは具足の事ね、つまり鎧兜の具足。
「オオグソ クムシ」と読まないように。
【今日の いただきもの】
サイエンスショーの出し物「摩擦のじっけん」のために乗れるホバークラフトを作ろうと計画している。
そこで、一輪車のタイヤチューブを探しているという話はしたが、
先日知り合いの通夜で出会ったカズチャンに話したら「あるからあげる」と言う。
ありがたいありがたい。本日、いただきに川越し市まで遠征してきた。
明日は中にあるチューブを取り出してみようと思う。
◆ここでお願い、チューブはあと2本必要です。
皆さんの家にあったら是非いただきたい。乞うご連絡を。
チューブは夏になると出てくるけんね。なぜか。