【今日の 勉強漫画】
みなもと太郎作の「風雲児たち」全20巻を読了した。
いやあ、おもしろいのなんの
どうも作者は幕末の事を書きたかったようだが、根本は関が原にあり
という考察で書きだしたようだ。
だから1巻目の表紙絵は坂本竜馬であるが、竜馬が出てくるようになるまでには最後の20巻目まで待たねばならん。
さてこれから幕末、というところでこのシリーズは終わっている。
でも大丈夫、この続きは「風雲児たち 幕末編」がある。
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幕末の仕掛け人である薩摩・長州・土佐、それぞれの藩が倒幕に向けて活躍するのは、遠く関が原にその原因があったのである。ふーん。
その関が原から幕末まで、その間の時々で風雲を呼んだ人物がギャグ満載の間にしっかりと描かれている。
ワシが「これは覚えておこう」と思ったのは数知れずあるが、関ヶ原の戦いの各大名の思惑
蝦夷地の探検(検分)、伊能忠敬、間宮林蔵、蘭学事始め、蛮社の獄、シーボルトとその娘イネ、
平賀源内、伊豆代官江川太郎左衛門、木曽三川の築堤、相良城主田沼意次そして高野長英・・・・・
ワシの今までの歴史観がひっくり返った人物も多い。
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巻末にはギャグの解説もあり(ちょっと字が小さくて面倒だが)これがなかなか面白い。
いずれにしても学校の日本史の勉強より面白くためになる。
作者は十分な調査をして、実際にその場所に行き、書いていることが分かる。
そうは言っても、作者の考えた歴史であると言えばその通りなんだけども・・・
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ヨウちゃん早く幕末編を読みたいのでよろしく。
送っていただきありがとうございました。
良い子のみんなも是非に。漫画だといって馬鹿にしない方が身のためだ。